石浦の生い立ち～筋肉は小兵の強み！父は元監督の家族と経歴

小兵力士で注目株だった宇良と良く間違え
られる事でも知られる新入幕の石浦の快進撃
が止まらない。

組手より立ち合い勝負の体格を生かした彼の
筋肉隆々ぶりも話題の中、九州場所での大活躍
に見慣れないひげをゲン担ぎにした彼の家族や
経歴を生い立ちと共に追ってみよう。




Sponsored Link

石浦プロフィール

四股名　　石浦
本名　　石浦将勝（いしうら　まさかつ）
愛称　　マサ、坊ちゃん
生年月日　1990年1月10日（26歳）
出身地　　鳥取県鳥取市西品治
身長　　　173㎝
体重　　　115kg
所属部屋 宮城野部屋
得意技 右四つ・下手投げ・上手出し投げ・足癖
現在の番付　　東前頭15枚目（2016・11・22）
wikipedia引用

石浦の生い立ち～

両親と妹2人の長男として誕生した彼は幼少期より
相撲をはじめ、小学校2年生からは本格的に週2回
因幡相撲道場にて稽古を始める。

当時は相撲だけにこだわらず、野球や水泳にも打ち込む
活発な少年だった。野球では左利きだったため左腕のエース
として活躍する。

だが当時の監督に素質を認められ毎日くるように言われた
事がきっかけで小学校高学年からは相撲1本に邁進するよう
な幼少期を過ごす。

ちなみに野球は現在も趣味がキャッチボールで、グローブにも
かなりのこだわりがある彼は特注クラブを持ち黒地に赤と
緑の線入りを注文する程のこだわりを見せる。

石浦の父親は元監督だった

どうしてここまで相撲に夢中になったのかは
父の外喜義氏が鳥取成北高校校長の相撲部の総監督も務めている事に大きく関係があるようだ。

ちなみに逸ノ城関の母校でもあるみたい。

そしてあまり聞きなれないが学校の校長をする
傍ら飲食店でちゃんこの「ちゃんこ石浦」も経営
すると言う二足のわらじを履いた父。

幼少期からこの父相手に相撲を仕込まれた彼は
高校も父が監督である強豪校で有名だった同高
を選び、この場所で父の指導を受けています。




Sponsored Link

石浦の経歴

主な参戦は鳥取城北高校時代の団体優勝で優勝に導き
2年3年では全日本ジュニア体重別相撲選手権大会の
軽量級で2連覇を達成。

この鳥取城北高校時代には1学年下に現貴乃花部屋で
西前頭7枚目にいる貴ノ岩がおり、高校相撲時代には
同じく団体戦を優勝に導いた一人だった。

出典：https://news.nifty.com/article/sports/athletic/12136-360344/

そのまま高校卒業後は日体大へ進学したものの体重別
以外のタイトルとは無縁、団体戦にも出場出来ない不遇
の時代を経験します。

同時に3年では腸の病気となった石浦は大相撲プロ入りを
断念。

卒業後はオーストラリアへ語学留学したり、格闘家を
目指したりするも同年7月に相撲のオーストラリア国内
選手権で優勝。

同時期に、高校後輩の貴ノ岩が関取昇進を決めた事が
彼の相撲への未練に火をつけたようです。

小さな小兵力士で身体も壊して一時相撲入りを
断念した息子に父は反対したそうです。

『そんな小さな身体でどうやっていくんだ！』

そう言われても彼の心は決まっていました。

「一度きりの人生やるしかない」と～

石浦の筋肉は小兵力士の最強武器

留学先のオーストラリアでその決意を新たにした彼は
大相撲入りを決意したその時からまずは小さな身体の
肉体改造から手掛けます。

帰国までに四股・腕立て・腹筋を毎日300回ずつこなす
徹底ぶりで当時80kgを切っていた体重を大量の米を食べて
そしてインナーマッスルを鍛えるべく腹筋、腕立てをやり込んだ
ことで、現在の体重に近い100kg級まで押し上げる。

そして、それでも足りない体重をフォローするべく現在
話題となった立ち合い勝負の俊敏な動きと、その中での
力強い相撲を取るべく作り上げた筋肉隆々が彼の最強武器
として、わずか2場所で幕下15枚目以内に昇格。

出典：http://m.sponichi.co.jp/sports

この九州場所での昨日までの11月22日10日目9連勝は
横綱日馬富士に続く勝ち越し。

1敗で追いかける千秋楽に向かってまさかの平幕から
優勝者が出ちゃったり？もあり得るかも・・・

横綱白鵬の内弟子として白鵬仕込みと言われる彼の
快進撃まだまだ楽しませてくれそうですね。




Sponsored Link

おわりに

脅威の成績で駆け上がる石浦の快進撃。日本人力士でなかなか横綱誕生とならない中、新の救世主は石浦だった～とかなる可能性も大大大って事で益々相撲から（九州場所）から目が離せませんね。