前人未踏の4連覇を成し遂げた女子レスリングの
伊調馨。
これまでの母との別れや姉の想いなど彼女の生い立ち
を追ってみよう。
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伊調馨プロフィール
伊調馨(いちょう かおり)
生年月日 1984年6月13日(32歳)
出身地 青森県八戸市
身長 166㎝
最終学歴 至学館大学
所属 ALSOK
伊調馨の生い立ち~
両親と兄と姉を持つ彼女は末っ子の5人家族でした。
青森の地で誕生した彼女は兄の寿行(としゆき)さん
がきっかけで地元のレスリングクラブに通い始めます。
姉千春さんはご存じの通り2010年に現役選手から引退
されまっしたが、その経歴は姉妹でのメダルを獲得した
少数派の元五輪選手です。
2004年のアテネと2008年の北京五輪で銀メダルを
獲得した伊調千春さん。
出典:http://mainichi.jp/graphs/20160817/hpj/00m/050/008000g/3
現在では引退後故郷で保健体育の教員として働いていますが
彼女が姉妹としてもライバルとしても伊調馨の支えに
なっていたことは間違いないでしょう。
そんな兄妹の伊調家の支えは何といっても母親の
トシさんだったのではないでしょうか。
激しい気性だったようで試合になったら姉妹はじめ
兄妹3人に言った言葉が
『試合になったら死んでも勝て!』
ちょっとビックリですが、死んでもってねぇ~
かなり負けず嫌いのお母さんだったようですね。
そこまで伊調馨さんに激しい負けず嫌いは感じませんが
表に出さないだけかもしれませんね。
伊調馨突然の母との別れ
そんな全身全霊で応援してくれる負けず嫌いだった
お母さんも2014年11月28日に自宅で頭部打撲の状態
脳挫傷でこの世を去っています。
急な母との別れに、馨さんも泣き崩れたと言います。
絶対に負けるな、死んでも試合には勝て!
そう言っていつも観客席に応援に来ていた母。
出典:http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20160819-OHT1T50056.html
その約束通り彼女は、このリオ五輪で吉田沙保里同様に
4連覇を賭けた戦いに挑みました。
観客席には父と姉の千春さんが母トシさんの慰霊を持って
見守っていました。
結果は御覧の通りの前人未踏の4連覇です。
試合後に
『お母さんが取らせてくれた』
こういった彼女。。
素晴らしい試合と物凄い偉業達成で日本中が
沸きまくりましたね。
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伊調馨が国民栄誉賞へ
五輪での4連覇達成を成し遂げ、この偉業に
熱も冷めやらぬ内に当然日本では国民栄誉賞の
声が挙がり出します。
そしてリオ五輪から1カ月後の9月13日彼女の元に
国民栄誉賞の決定が報告されました。
当然です。
この人がもらえなくて誰がもらうの?ってくらい
至極当然の流れですね。
喜びの会見の場で、彼女は今回のリオでの決勝戦の
勝負に満足がいってない事を理由にもう一度
(コブロワゾロボワ=ロシア)と戦いたい、と発言。
東京五輪も視野に入っているようだ。
2012年ロンドン五輪後の吉田沙保里に続く国民栄誉賞に
いつにもまして満悦の笑顔で
出典:http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160924/rio16092418240003-n1.html
本当に素敵な可愛い笑顔。姉の千春さんと~
「これまで普及に尽力できていなかった。この賞をきっかけに
レスリングの価値を上げないといけない。自分も変わっていかなければ」
凄く素敵な笑顔でかわいい女性だな~って思いました。
おわりに
東京五輪是非頑張ってこうなったら前人未踏の大更新で5連覇を狙ってほしいですね。
あんな素敵な笑顔見せられたから、願ったりかなったりですね。これからの彼女の活躍に益々目が離せません。
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