今回の期待されたワールドカップロシアでは
残念ながら天才ストライカーを持ってもアルゼンチン
に優勝をもたらすことが出来ずブーイングの対象と
なったリオネルメッシ。
リオネルメッシ選手は少年期に難病による低身長で
成長が危ぶまれていたようです。
しかしその後に投薬治療を経て、皆の知る輝かしい
成績を持つ世界最高峰のサッカー選手へと至ります。
また大きなタトゥーを入れている事でも目を引きますが
そのタトゥーが持つ意味なども調べてみました。
リオネルメッシの生い立ち~家族
世界最高のサッカー選手、サッカーキングと
呼ばれるリオネル・メッシ選手。
サッカーファンならずとも名前は聞いた事が
あるのではないでしょうか。
メッシ選手は、アルゼンチンのロサリオで
生まれます。
父方の祖先アンジェロメッシがイタリアのアンコーナー
出身との事からイタリア系アルゼンチン人のようです。
父親は工場労働者、母親はパートの清掃員という
決して裕福ではない家庭で生まれます。
兄弟は4人兄弟の3番目として誕生してます。
他のサッカー選手がそうなように彼もまた兄弟2人が
サッカーをしていたことから影響を受けてサッカー
を始めます。
5歳の頃から、父親がコーチを務めていた
サッカークラブで本格的にサッカーを始め
1995年には地元クラブの
「ニューウェルズ・オールドボーイズ」
に加入しています。
リオネルメッシ小人と呼ばれた難病とは?
10歳の頃に成長ホルモンの分泌異常の症状(低身長)
が難病「成長ホルモン欠乏症」と発覚し、成長ホルモン
投与等の治療なしでは身体が発達しないと診断されます。
ニューウェルズ・オールドボーイズは治療費の工面を
拒否し、また彼を獲得しようとしていたクラブ
「リーベル・プレート」も獲得を諦めたそうです。
しかし13歳の時に受験し合格したスペインのリーガ
エスパニョーラ、FCバルセロナの加入テストにて
転機が訪れます。
当時の監督カルロス・レシャックがメッシ少年の
プレーを一目見て、小さな体に驚くべき才能と
将来性が宿っている事を悟り、すぐさま合格を
決めたといいます。
FCバルセロナから、家族そろってのバルセロナ移住を
条件として、治療費全額負担の提案を受け、家族も快諾し
2001年にスペインへ移ることになります。
この時のメッシ選手の身長は143cmだったそうですが
その後ユースチームでの投薬治療を続け170cmまで伸び
選手としても一流に成長します。
17歳の2004年、第7節エスパニョール戦でデビューを
果たし、2005年の第34節アルバセテ・バロンピエ戦で
初得点を決めます。
当時の史上最年少得点記録だったそうです。
その後も輝かしい成績を刻んでいきますが、膨大すぎるため
メッシ選手のリーグ戦記録として簡略的にご紹介することにします。
2005年 17試合・6得点
2006年 26試合・14得点
2007年 28試合・10得点
2008年 31試合・23得点
2009年 35試合・34得点
2010年 33試合・31得点
2011年 37試合・50得点
2012年 32試合・46得点
2013年 31試合・28得点
2014年 38試合・43得点
2015年 33試合・26得点
2016年 34試合・37得点
2017年 36試合・34得点
さすがの圧巻得点数ですよね。
リオネルメッシのタトゥーは家族愛の証?
メッシ選手と言えば、結構派手なタトゥーを
入れている事でも有名です。
敬虔なクリスチャンであるメッシ選手がタトゥー
いれまくり?など、少し不思議に思われて話題に
なったこともありました。
このタトゥーにはそれぞれ意味があるそうなので
それをご紹介したいと思います。
メッシ選手の右腕には全体を覆うほどの
大きな規模のタトゥーが入っています。
この右腕タトゥーのモチーフは
「バルセロナのサグラダファミリアのステンドグラス」
「蓮」
「時計」
「ロサリオの地図」
というものらしいです。それぞれの意味を
見てみましょう。
「サグラダファミリア」には桜の花を形どった
ステンドグラスの窓があり、それをモチーフに
することでバルセロナへの愛を象徴したと
伝えられています。
「蓮」というのはどこでも力強く花開く
ということから、どんな困難があっても
才能を発揮できるという意味を込めているそうです。
「時計」は、時間は刻々と流れていくが、一瞬一瞬を
無駄にしないという気持ちが。
「ロサリオの地図」は、生まれ故郷のロサリオを
常に忘れないようにとの気持ちが込められているそうです。
そして、左肩に入れられたタトゥーもあり、こちらは
母親のセリアさんの肖像画を入れているそうです。
このタトゥーが滅私選手にとっての最初の
タトゥーという事だそうです。
母親への感謝の気持ちを込めてタトゥーを
入れたという事なのでしょうね。
長男チアゴ君が生まれた時に、誕生の記念として
左足のふくらはぎ付近に息子チアゴの名前と両手を
デザインしたタトゥーも入れています。
その後もこのタトゥーはデザインが
プラスされて行っています。
2014年頃にはハートと翼がプラスされているとの事。
また左足のすね辺りにはサッカーボール・剣・背番号と
同じ10の数字などがタトゥーとして見られています。
ファンの間では、タトゥーを快く思わない声も
挙がっていたりしますが、ご本人からすれば愛する
家族や故郷に対する気持ちの表れということに
なるのではないでしょうか。
おわりに
敬虔なクリスチャンで、世界最高峰選手として有名でしたが、加えて家族想いの優しい方というイメージが強く残ります。性格的には物静かで恥ずかしがりやと言われるメッシの今後もかっこいいプレイを見せてくれるのは間違いないとして、活躍期待しましょう!
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