n日本人初のNBAドラフト1巡目指名で今や時の人と
なっている八村塁(21歳)。
彼のルーツとなっている父親の存在や母親らの意外な
職業に4兄弟もバスケットボール選手をしているらしい
八村塁の明星高校時代からの、バスケの才能と評判を
追って見ようと思います。
八村塁プロフィール
氏名 八村塁(はちむら るい)
相性 はっち るい
生年月日 1998年2月8日(21歳)19年6月時点
出身地 富山県
身長 206㎝
体重 106㎏
足のサイズ 34㎝
経歴 富岡市立奥田中学校
明成高等学校
ゴンザカ大学
2019年 ワシントン・ウィザーズ
八村塁の生い立ち~バスケとの出会い
今や時の人となった日本人初のNBA1巡目指名
を受けた八村塁(21歳)。
プロバスケットボール選手の八村塁は、プロ入りして
一年目で約4.9億円の年俸が確約されました。
206㎝の巨人なのに、このキラキラした目が何とも愛くるしい!
これは6月20日に行われたNBAドラフト会議で厳正な
審査を潜り抜け、ワシントンウィザーズから1巡目
9位で指名された結果です。
バスケの強豪校米コンザガ大学に通う八村塁は
富山県で生まれました。
綺麗なお母さんに、この子は一番末っ子の妹さんみたいですね。
彼の母親は日本人の麻紀子さんですが、父親は
アフリカベナン共和国出身のザガリ・ジャビルさんです。
肌が黒く日本人であってそうでない見た目は、父親の
血を色濃く受け継いでいるからなんですね。
塁という名前は彼の両親が世界で通用するようなビックな
大人になってほしいという願いを込めて付けたんだそうです。
そんな彼は幼少期からスポーツが好きで短距離走と野球に
熱中していたので、バスケのように激しく動くスポーツも
すぐに適用出来たのではないでしょうか。
バスケを始めたきっかけは同県にある奥田中学校で
4番ピッチャーをしていた時、友人からバスケを
やらないかと誘われたからだそうです。
その友達も名誉でしょうね~
俺が八村塁を誘ったんだ~ってね!
八村塁のバスケ道に火をつけた中学時代の恩師
そして、そのバスケで初めて彼の才能を触発する発言で
バスケでNBA入りを示唆したのが当時のバスケ顧問だった
先生だった事を今回のドラフト後のインタビューで恩師
である坂本先生に対する感謝の言葉を言葉にしています。
当時から図抜けた運動神経で、陸上から野球と際立った
才能で活躍していた八村塁とバスケの出会いは友達からの
ちょっと強引な勧誘がきっかけだったみたいです。
それまでの陸上や野球とは勝手の違ったスポーツとは言え
根が真面目で謙虚な彼は、恵まれた体格に甘える事なく
一つ一つ努力を重ねてバスケの技術を身に付けていきます。
そんな姿を見て、才能あふれる若い八村塁に、どうであれ
バスケットを嫌いにならないように、楽しんで今以上に
興味を持ってもらい、やめないように、と意識して指導
していたそうです。
時に
『塁はジョーダンといっしょだ』と言い、どんどんやる気
スイッチを点火した坂本先生・・・
そして、その坂本先生の期待に応えるべく、懸命に努力する
彼が目を見張る実力をメキメキとつけ出した時、坂本先生は
驚きと共に出た言葉が
『NBA選手みたいだ。お前なら目指せるぞ』
この言葉に、まだ幼かった少年の八村塁の心に最初の野望と
して、人生の目標とすることで、その後のバスケへの取り組み
方に大きな違いが出たのでしょう。
NBAドラフト1巡目指名と言う、日本人初の快挙を成し遂げた
彼を日本人も世界も驚き時の人となりました。
でも、彼がこのドラフト後のインタビューでも恩師への
言葉をこう語っています。
「やりましたよ。全てはコーチから始まりました」
この後の八村塁君からの電話で坂本先生泣いてましたね。
当時から明るく謙虚で、そして真面目で奢らない性格から
友達からも教師からも好かれる愛されキャラだった八村塁君
の笑顔が本当に素敵でしたね。
八村塁の夢への第1歩~
そして後に進学したのはバスケの強豪として知られる
明成高等学校です。
在学中はウインターカップで3連覇という快挙を
成し遂げています。
この大会は全国レベルの大会ですのでこれだけでも
彼の実力が分かりますね。
名城高校では佐藤コーチの指導を受けて・・・
更に第44回及び45回全国高等学校バスケットボール
選抜優勝大会では2連覇、第68回インターハイでは
初優勝に大きく貢献しています。
高校時代に自分がバスケの能力に恵まれていると
確信した彼は、多くのNBA選手を輩出するゴンザガ
大学に進学します。
そしてここではカレッジバスケットボール大会で
優勝し、チームの成績に大きく貢献することになります。
この慣れない海外バスケ留学も将来を見込んで、当時は
日本で生まれ育った彼は留学前には全く英語を話せません
でしたが、このゴンザカ大学進学で、今回のドラフト会見で
冗談を言える程の英語力も身に付けています。
これも、慣れない留学先でのバスケットとの向き合い方
や友人らとのコミュニケーション力による所が大きいのでは
ないでしょうか。
バスケも語学も何でも吸収しまくりの八村塁君の
才能も伸びしろも、もはや無限大と言っても過言では
ないようですね。
八村塁の父親母親の意外な職業
これだけ実力のある選手の両親というと、バスケに
関係する何らかの職業に就いているのではないかと
思ってしまいますね。
早速調べてみると父親のザガリ・ジャビルさんは
八村塁の生まれ故郷である富山で居酒屋を営んで
いたのだとか。
気になる居酒屋の名前やメニューなどは現在のところ
明らかになっていません。
日本料理を一から修行して学ぶということも考え
られますが、生まれ育ったアフリカ・ペナンの料理
を出していたと考えるほうが現実的な気がします。
一方母親の麻紀子さんは富山県内の小学校で外国語
活動講師をしていました。
英語の教員とも言われる麻紀子さんはジャビルさんの
故郷ペナンではフランス語も話していたそうです。
それに加えて息子がアメリカの大学に通っていますから
フランス語と英語も教えていたのかもしれません。
いずれにしても今注目されている人物の両親ですから
今後何らかの形で判明することもあるでしょう。
八村塁の兄弟もバスケ選手で実力は?
そんな八村塁には4人兄弟の長男として生まれ
彼以外にも妹の安美菜さんと弟の阿蓮「あれん」
くんがバスケをしていることが分かっています。
二人は兄がバスケをする姿を身近に見てきました。
その為、彼のようにバスケが上手くなりたい気持ちが
あったのでしょう!
現在でも懸命にバスケに打ち込んでいるよです。
さて、ここで彼らについて詳しく紹介すると、まず
長女の安美菜「あみな(17歳)」さんはバスケの強豪
明星学園高等学校に所属しています。
そして実際に2018年ウインターカップ全国高校選手権
では92-53という点差に大きく貢献しています。
彼女の特徴は女性としては高い174cmという身長を
生かしたプレーにあります。
この大会では高身長を上手く生かしたリバウンドが
勝利の鍵だったとも言われています。
そして弟の阿蓮君「あれん(19歳)」ですが兄には及ばない
ものの身長が197cmもあります。
彼も兄と同じ明成高等学校に入学し2年生の時には既に
チームの中心メンバーになっています。
実際にウインターカップ5度目の制覇を達成した
こともあるほどです。
現在は東海大学在学中で高校時代に引き続きバスケを
しています。
注目したい成績としては2018年度第70回全日本大学
バスケットボール選手権大会での活躍です。
兄と同じ身長の高さを生かした積極的なプレーで
チームを5年ぶりにとなる優勝に導きました。
今年に入ってからはU22の代表候補にも選ばれ
ますます活躍が期待されます。
他の兄弟がバスケで才能を発揮するなか末っ子の
まりちゃんがバスケに関わっているかは不明です。
しかし姉と兄がここまでバスケに熱中しているのですから
その影響を受けている可能性も高いですね。
八村塁の明成高校時代が凄いらしい
バスケの強豪と言われる明成高校ですが当然
そのなかでも能力の上下があるわけてす。
八村塁はウインターカップ3連覇など輝かしい
成績を残しています。
具体的には206cmといわれる身長を活用した
リバウンドを駆使し、相手チームに大きな得点差
を付けているところでしょうか。
例として2015年ウインターカップの決勝では、34得点
19リバウンドという成果を上げた結果三連覇を達成
する大きなきっかけを作りました。
また第44回全国高等学校バスケットボール選抜
優勝決勝戦では、32得点もの点数を獲得しています。
高校時代の彼を見るだけでも、どれだけ凄い選手かと
いうのが分かると思います。
因みに彼の身長は大学在学中もまだ伸びている途中
だそうです。
高校時代に培った技と経験に加えてこの長所、一体
どれだけ強くなるのか想像の出来ない選手です。
おわりに
それにしても日本国籍とは言え、日本人と外国人とのハーフの活躍が目覚ましいですね。つい先日日本新記録を叩き出したサニーブラウン始め、大阪なおみさんらアフリカ系のアメリカ人ですからね。やはり多国籍的な要素を含んでこそ日本人の強さと良さが生かされている証拠なのでしょうか。遺伝子レベルでの素晴らしさもさることながら、どの世界にも天才はいますが八村塁もまたバスケの天才と言っていいレベルです。是非とも日本人選手としての強さをバスケ界に示し続けてほしいですね!今後の活躍に目が離せそうにありませんね。
コメント