女性ならではの悩みの一つとして不正出血
が挙げられますが、不正出血にストレスが
時には関係すると言う事実をご存じですか?
不正出血とは言っても、痛みを伴う場合から
ストレスなどの蓄積で疲れがたまり鮮血が
出たり、また逆に茶色の出血だったり…
女性には思春期と出産期、更年期など様々な
シーンで不正出血が続く場合があります。
今回はそんな不正出血とストレスの関係や
不正出血の原因、対処法をご紹介しますので
参考にしてもらえたら、と思います。
不正出血とストレスが関係ある?
女性なら誰でもなりうる可能性がある【不正出血】。
実は多くの女性が不正出血を経験しており、身近な
症状です。
生理以外の時に出血がある場合、すべてを不正出血
と呼びます。
もともと不順で生理なのか生理ではないのか、
わからないなどという場合も不正出血と考えた方が
良いでしょう。
不正出血の原因は多岐にわたり、心配が必要のない
場合もありますが、重大な病気の可能性が潜んでいる
場合もありますので注意が必要です。
不正出血の原因は様々考えられますが、「ストレス」
からも不正出血が引き起こされる事があります。
これはストレスによって自律神経の働きが乱れて、
女性ホルモンの分泌が不安定になることが原因と
考えられています。
ストレスは精神的なストレスはもちろん身体的な
ストレスも不正出血を引き起こす原因と言われて
いますので、出来るだけどちらのストレスも溜め
込まないように気をつけましょう。
外敵な要因ばかりではなく女性の身体は、とても
デリケートなので不正出血が続く場合には、放置
せず、自分でも気が付かない内にストレスを感じて
いるのかも?
と身体のイエローカードと思い是非早めの産婦人科
での診察をおススメします。
不正出血が茶色のおりもの?血の原因
不正出血の原因として、影響力の強いものの
ひとつとして「ストレス」がありましたが、他にも
いくつか原因があります。
明らかに血の色をしているものだけでなく、茶色っぽい
やピンクのおりものも実は不正出血に含まれますので
注意しましょう。
・ピル
ピルは副作用で、飲用を始めた最初の1〜2ヶ月は
生理期間とは関係なく、不正出血が発生することが
時々あります。
ピルを飲用することによって、元々身体から分泌
されている女性ホルモンとピルの女性ホルモンが作用し、
ホルモンバランスが崩れることによって不正出血か
起こることがあります。
ほとんどの場合が、身体が慣れれば不正出血は治る
傾向にありますが、心配な場合は、出血量や時期
などを記録し、かかりつけ医に相談しましょう。
・妊娠期
妊娠している時も、不正出血を起こすことがあります。
妊娠初期には約30%の妊婦さんが経験していると
言われています。
赤ちゃんが無事に育っていても出血する場合も
ありますが、不安な場合は迷わずかかりつけ医に
相談しましょう。
妊娠中期以降の出血は、子宮入口のびらんやポリープの
場合もありますが、切迫早産の可能性が考えられますので、
いち早く受診しましょう。
・更年期
更年期は卵巣機能が低下する為、ホルモンバランス
が崩れます。
その為、不正出血する事があります。
更年期になり不正出血をしやすい時期だからと言って
受診せずにいると、悪性の病気である場合もありますので、
不正出血があった場合は受診をおすすめします。
・子宮ガン
重大な病気のサインとして、不正出血している
場合もあります。
子宮頸がんは30代から発症するのが一般的で、病状が
進行すると出血してきます。
また子宮体がんは50代前後に発症する事が多く、発症
して早い段階で出血があります。
不正出血の茶色が続いた場合の対処法
不正出血は排卵の周期と一致して少量出血している
場合や短期間で良くなりその後繰り返さない場合は
心配ありませんが、長引く場合は要注意です。
まずストレスが原因の場合は、十分な睡眠を取り、
バランスの取れた食事をし、適度な運動をするなど
健康的な生活を送るよう心がけましょう。
自律神経やホルモンバランスの乱れから不正出血を
起こしているので、規則正しい生活を送りましょう。
生活習慣の改善を行っても良くならない場合は、
病気の可能性がありますので、病院を受診しましょう。
また量が少なくても長期間続いている場合や繰り返して
いる場合、痛みがある場合も受診し適切な検査・治療を
受けるようにしましょう。
おわりに
なかなか人に相談しずらく、少しの出血の場合は特に見過ごしがちな不正出血です。重大な病気のサインの場合もありますので、自己判断は危険です。少しでも不安がある場合は迷わず受診しましょう。
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