寺島しのぶの生い立ち~息子まほろを歌舞伎界に弟に託す母の想い

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寺島しのぶアイキャッチ

今や演技派女優として押しも押されぬ大女優と
なった寺島しのぶさん。

彼女の名門歌舞伎界に誕生しながら弟を中心に
回り始めた一家での葛藤と自身の女優としての
成功を身一つで掴んでいった彼女の苦悩は図り
知れなかったと言われる。

そんな彼女に一人息子まほろが誕生したことによって
息子が生まれたら是非歌舞伎を~の願い通りに母と
して息子まほろに歌舞伎の舞台を踏ませた彼女の想いと
これまでの生い立ちを追ってみよう~

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寺島しのぶの生い立ち~女として歌舞伎界に誕生

今や押しも推されぬ演技派女優として唯一無二の
存在感と確かな演技力で日本映画界には絶対必要な
女優として活躍する寺島しのぶさん。

ただ彼女の誕生した家庭環境はただの家庭では一味も
二味も違う環境に誕生している。

彼女は七代目尾上菊五郎を父親に、女優の富司純子を
母親に持つ由緒正しき歌舞伎一家の長女として誕生する。

幼い頃から憧れの世界として歌舞伎の世界を身近で
見てきたという彼女。

華やかな世界で舞台の世界に生きる父親や周囲の人
達にまぎれた歌舞伎の世界は幼い頃の彼女にとって
特別な存在だったのでしょう。

そして母親も富司純子も押しも推される大女優として
活躍されていた女性。

その煌びやかな世界の中物心ついた彼女に異変が
現れるのはしのぶが5才になった頃弟菊之助が
誕生したことで世界が一変したと言います。

何が一変したのか?

これこそが歌舞伎の世界の独特な世界観と世襲制
の今に伝わる伝統でもあるのですが・・・

寺島しのぶが感じ続けた弟との格差

弟菊之助が誕生したことによって七代目尾上菊五郎
の跡取り息子が誕生したことになります。

そうです歌舞伎の世界は男児が誕生して初めて跡取り
と認められ舞台に立つ事が許されます。

そんな伝統の決まりを当時の寺島しのぶが知る良しも
無く菊之助が誕生したことによって全てが菊之助を
中心に一家が周り始めるのです。

弟菊之助が初舞台を踏んだのは6才の時。

当時11歳になっていた寺島しのぶは物心所が全て
周囲の空気が総領である弟を中心に回り始め誰もが
幼い菊之助に一目を置き始めたことを見逃さない多感な
少女へと成長していたようです。

自分がいくら憧れ、立ちたくても絶対に立つ事さえ
許されない舞台に5才年下の幼い菊之助が立っている。

この時の疎外感は大変なものだったと過去を振り替えり
彼女自身が認めています。

どうしようもない感情をぶつける為に彼女の思春期の
反抗期はかなりのモノだったそうです。

高校三年で海外に逃亡したり。パリに到着してから
『今パリにいるんだけど』と連絡したり~

それはそれは有り余ったエネルギーや情熱のはけ口を
探して少女だった彼女は思いつくままに奔放な行動を
したそうです。

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寺島しのぶの女優魂と根性

そして自らが歌舞伎の世界とは違う舞台で女優と
しての道を模索する中彼女は大胆な行動で女優と
しての勝負を賭けるのです。

歌舞伎の舞台に立つ事は出来ずとも女優としての
実力を発揮することはデキる。

主演映画のデビュー作で選んだ作品『赤目四十八瀧心中未遂』
の原作を読んで主演での出演に25才の時決定します。

ただこの激中で彼女はほぼ全裸のフルヌードに挑戦
する主人公アヤを演じる事を決意。

痛く脚本を気に入り『この映画の主演は私しかいない』
と思い込んで即決した彼女に母親の富司純子は大反対。

『出るなら自殺する』とまで言って出演を止めたそうです。

ただそれを後押ししたのが父親の菊五郎氏の鶴の一声だった
とか・・・

『女優になったからには仕方ない』

この一声で出演が決定。

見事演じ切った彼女のフルヌード作品は『赤目四十八瀧心中未遂』
は日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。

その後も次々と異端作品ともいえる作品
『バイヴレイータ』でもフルヌード出演。

2010年には若松孝二監督の『キャタピラー』
戦争で四肢を失った旦那とのセックスシーンなど
どんな役柄もいとわない姿勢で見事なまでにその裸体を
晒し人間の本質的でえぐられるような感覚のテーマを
体当たりで演じきっています。

結果この『キャタピラー』でも結果、国際映画祭
の最優秀女優賞(銀熊賞)
を手にし、国際的な評価も
獲得した彼女。

歌舞伎界ではなくとも自分自身の力で女優としての才能を
開花させ見事に唯一無二の存在感を示し国内ならず世界でも
その才能を認められた寺島しのぶさん。

彼女の歌舞伎への想いと情熱を違う形でぶつけて
見事成就させた彼女の女優魂と根性にはまさに圧巻の
一言ですね。

寺島しのぶが息子に捧げる歌舞伎界

そしてプライベートでは2012年にフランス人の
ローラン・グナシアさんと結婚した寺島しのぶには
長男の眞秀君(まほろ)が17年5月に歌舞伎界の
デビューを果たして話題となりました。

兼ねてからローラー氏との結婚会見から

『男の子なら歌舞伎役者にしたい』

こう語っていた娘寺島しのぶ。

この熱意と幼少期からの想いを汲んで父親の菊五郎氏
が会見で異例の発表をした。

「娘がどうしても、長男を歌舞伎役者にしたいって言うのでね。
ならせるなら、ゆくゆくは(尾上)梅幸を継がせるがね」

この時弟の五代目尾上菊之助の直系の息子和史(2)君当時の
初お目見得目前の発言の中では異例の発言だったと言われた程
だった。

幼少期からの自身が女故叶えることが出来なかった夢を
息子まほろに託す。

寺島しのぶは愛も仕事も歌舞伎でさえも欲しいモノは
全て全力で取りに行く。

そんな力強い現代のアマゾネス的存在だな~と同じ同姓ながら
関心仕切りです。

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おわりに

如何でしたか?全てを諦めて悠々自適の生活も出来た中あえて戦火の中に身を投じるような情熱や誰も真似できない根性が女優寺島しのぶさんにはあるように思えて仕方ありません。年々その存在感の凄みと迫力を感じながら名門歌舞伎界に生まれてもただ一つどうしようも無く叶う事のなかった歌舞伎役者になれなかった夢を今後息子であるまほろ君の将来と今後の益々大化けしそうな寺島
ろ君がどんな歌舞伎役者になるのか?そして彼女自身もますます演技に磨きをかけて大化けしそうな雰囲気を醸し出しながら今後の活躍にますます期待したいですね。

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