神いっき生い立ち~父親の壮絶暴力の子供時代と性別への迷いが悲劇

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神いっきアイキャッチ

声優アイコと名乗り多重人格や性同一性障害を負いながら、男性を睡眠薬で眠らせ現金を奪う強盗などの容疑を繰り返し逮捕された神いっき。

結局この事件にも彼女?彼の生い立ちと深い関係があるようです。

父親から受けた子供時代の壮絶な暴力と、性別への迷いに最後は人格さえ壊れてしまった彼女の生い立ちや本名など、そして判決後世間を騒然とさせた出産をした彼の心の迷いと葛藤までを追ってみようと思います。

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神いっきの声優アイコ事件

2013年10月~2014年の2月までの数ヶ月間の間に5人の男性への昏睡強盗罪で逮捕。

当時話題となったのは彼女(本来の性男)が多重人格である事を告発したこと。この昏睡強盗罪は声優アイコが起こした事件で自分の記憶には無い。と告発します。

複数の男性を誘い男性の、時計や現金などの金品を盗み当の本人は、そうした窃盗事体に

『覚えがありません』と主張します。

彼女の手口は2013年10月の例を挙げると、駅で声を掛けてきた男性(47歳)に『飲み足りない』といい居酒屋へ直行。

その後彼女から誘惑する形でホテルに行く道中で、栄養ドリンクを飲ませる、ホテル到着後ドリンクと酒の影響で急激な睡魔に襲われた男性は、そのまま寝落ちする。

その際、寝落ちした男性の金品を盗む(時計、金)男性が翌朝起床すると、既に彼女の姿は居ない。

こうして時には男性の自宅に強盗さながらで盗みに入るなど、繰り返す事5件の被害総額は275万円以上。

被害者男性が口にした容疑者女性の名前こそ、『アイコ』だと語った事と、容疑者の容姿に防犯カメラの映像と人物像の一致から彼女の容疑が判明します。

そして最も世間を騒然とさせたのは、彼女が被害者男性らに語っていた『アイコ』とは別人格の神いっきとして、平常は男性として生活していたと言う事実に世間は騒然とします。

本来の性は女性(本名神清香とも豪葛代)とも言われる、生物学的には女性としてこの世に生を受けています。

ようするに、実際も女性として誕生しているが、性同一障害として平常女性としての性に違和感を覚え、男性として生活しているが、生活に困窮すると、自らの本来持つ女性性を利用して、男を誘惑し金品を強奪していた。

いわゆる「おなべ」だったと告白したのです。

神いっきの裁判が更に話題に!

被害者男性と歩く防犯カメラや、関係した男性とのDNA鑑定の結果物的証拠は完璧に揃い、神いっきが容疑者である事は明らかな事件だったため、単純な裁判としてスムーズに進行されるはずと予想されていました。

が、その裁判に現れた神いっきは、あろうことか、これら物的証拠の揃った事件の全てを否認します。

頭を丸め低い声で話すその主張は、これら被害者男性との、昏睡強盗罪の事件の内容自体、記憶にないと主張。

裁判での異様な様子が連日報道されましたが、その様子は、後に分かる事となる、彼女の更なる障害を示す異常な言動だったのかが争点とされました。

まず裁判官が被告の名前と聞くと、

神いっきは『人間!僕いっき』と答えます。

続き生年月日を聞かれると、まるで幼い子供のような話し方で4月と返答するも実際の神いっきの生年月日は12月27日。

当然、ふざけて裁判自体を愚弄しているのか?と思うと同時に、まともに裁判できそうにないと判断した裁判所が閉廷を申し出たその時

神いっき:『お兄ちゃんは悪くありません』と叫ぶように主張します。

この第4公判での神いっきの発言で、一気に彼の異様な片りんが露わとなりますが、第5公判では、更に反転した発言をします。

第5公判で彼女は、容疑を認める発言をしますが、罪を認めると同時に、更に驚きの発言をするのです。

神いっき:『記憶はないのですが、僕そっくりの防犯カメラがの映像証拠があり、だから他の人格が犯行を行ってしまった事』と主張したのです。

この神いっきの主張に嘘が無いとすれば、彼の抱える障害は性同一性障害のみにあらず、「解離性同一障害」の可能性があるとされるのですが、この彼女の証言によって精神鑑定を行った結果、彼女の中に神いっき以外の3人の人格がある事が発覚。

4人の人格のそれぞれは

事件の主犯格となった「声優アイコ」は女性の人格

第4公判で『僕いっき』とまるで幼児のような発言をした人格が4歳少年の人格。

もう一人が男性の人格。そして最後は実際の神いっき、として性同一性障害として男性として振る舞っていた「神いっき」の人格があると解離性同一障害と診断されました。

裁判所が呼んだ鑑定医がこの障害をみとめつつも、結局無罪とされず神自身の人格時に起きた犯罪となり、2017年4月28日に10年の実刑判決を出されます。

神いっきの生い立ち~父親の壮絶暴力

彼女は1984年生12月27日生まれの37歳(22年3月時点)。両親と兄との間に長女として本名「神清香」として誕生しています。

父親はゴルフショップを経営していましたが途中、商売がうまくいかず自己破産。

その後はギャンブルにハマり、借金をしては家で家族に対して暴力を振るう完全なDVの父親でした。

そんな父親に変わり家系を支えたのが、母親で昼夜関係なく働き詰めでしたが、怒る時は怒るものの優しい母親で、そんな母親には尊敬の気持ちを持っていたようです。

2人居るとされるお兄さんとは、どうゆうわけか10年来会っておらず音信普通の関係のようです。

彼女が自身の性に違和感を感じ始めたのが、小学4年生頃かららしく、自分は女でいいのか?と同級生ら女子との間に居る事に違和感を感じだしたそうです。

そうした違和感と、同時進行するようにこの時期から父親の、家庭内暴力は悪化。

元々キレやすく一緒に食卓を囲むのもビクビクするような父親だったらしく小学4年から5年時には鉄アレイで、アザが出来る程後頭部を殴る暴力を振るわれたと供述しています。

こんな家庭環境の中、年齢と共に自分の自我がハッキリと現れだし、更に性への違和感を拭えずにいた神いっき。

その為中学頃には制服を着ずジャージで登校し私服も女性物を着用しなくなり、髪の毛も短髪になります。高校に進学しても本来同性である女子に馴染めず1年で中退をしています。

彼女が16歳の時バイトで帰りが遅くなり、その事に激怒した父親から、あのままほかっておいたら殺されるんじゃないかと思うレベルで首を絞められた事もあったそうです。

こうした家庭環境の中、虐待する父親との関係も改善するはずもなく悪化し、20代になると明確に「自分の心は男だ」と認識したと言います。

彼女の性同一性障害や、解離性同一障害となる原因は、過度な心や体のストレス、幼少期に受けた心の傷などがある事を考慮しても、こうした自身の本来の性と自身の感じる性とのギャップに、家庭内での理不尽な虐待が、彼女の解離性同一障害への引き金になった原因だと言う事は、生い立ちからも安易に想像できます。

思春期と並行して自身の性に強い違和感を持ち、解消できず苦しむ中、自宅でも父親からの暴力や暴言などから自己防衛する形で現れる別人格が現れたと考えられます。

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神いっきの子供時代と性別との葛藤

小学4年から自身の性に違和感を感じはじめ、思春期と共に更に性別への葛藤が強くなり、自分が異常ではないかと疑うあまり『みんなに迷惑がかかる~』との思いから19歳頃に何度も自殺未遂を起こしています。

大量の睡眠薬を飲んで、10回以上病院に緊急搬送されているそうです。

その状況も深刻で、当時の医師に『このままでは肝臓の全摘も覚悟しなければいけない』と言われた程、酷い状況にもなったそうです。

当時の神いっきの実母の裁判の証人喚問によると、「急に幼児のように甘えてきかと思ったら、ある時は低い男性のような声でつぶやいていたりした」との証言もあったそうです。

当時それを証明するかのようなエピソードで、彼女の葛藤が分かりやすいエピソードがあります。

19歳の時、既に夜のお店に務めていた彼女は、ふとした時に同僚にボディタッチされたそうです。特別な事でもなく女同時普通にあるシーンです。

一般的には、ごく普通のその出来事が、彼女にとっては、同僚のその行為によって、意識して話せなくなり、恐怖心から過呼吸やパニック障害などの症状も出だしたそうです。

いかに自分の性に違和感や葛藤を、感じていたのかが分るエピソードです。

幼い頃感じた違和感が、経験と共に募り、その正体が分からないまま結局彼女自身が『性同一性障害』なんだと気が付いたのは23歳の時だったそうです。

その後2010年に乳房の除去手術を受け男性ホルモンを、打ちはじめるも、子宮と卵巣の摘出はしなかったようです。

神いっき獄中出産を選んだ理由

逮捕から一転、裁判の公判の途中で妊娠が発覚した神いっき。

この理由は『声優アイコ』の人格の時にそうした関係になったのでは~と言われたりもしていますが、またもう一説には昏睡強盗狙いで薬を飲ませるも逆に、自分が強姦されてしまったのではとも言われています。

複数人の相手に昏睡強盗を行っていた、神いっきですので相手の特定はできていないのだそうです。

そしてちょうど堕胎できる限度日数の、半年に近づき神いっきが出した結論が『出産すること』でした。

『昏睡強姦』が原因らしいけど男のケジメとして産みました』

『自分は父親になったんだなぁ~と思いました』

父親って・・・汗

母として出産したけど、神いっきの人格からすると父親になったと言う感覚のようです。

この辺りには、性同一障害ならではの思考回路なのでしょうか、どちらにしろ神いっきの中の猛烈な闇を感じます・・・

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神いっきの6つ目事件の矛盾

冒頭で紹介したように、裁判中の公判によって、正式な精神鑑定を行い、神いっきの解離性同一障害だと言う事は証明されました。

神いっきの中にいる、自身含む4人の人格があり、自分(神いっき)以外の本人が認知しない人物の仕業だから分からない、身に覚えがないと主張したにも関わらず、裁判の結果は懲役10年と言う重い結果となります。

その理由には神いっきにある矛盾がある事が明らかになった事が災いします。

裁判所が呼んだ鑑定医が、神いっきに解離性同一障害があると認めつつ、事件当時の人格は、神いっき本人だと判断した理由があったのです。

その理由こそ、6件目の事件として証明された2014年2月に起きた昏睡強盗事件で、被害総額35万円の事件の容疑者として神の供述に矛盾が生じた事から、この解離性同一障害によって事件は起きた、という主張が退けられました。

神いっきの説明によると、事件1週間前に、SNSを通して知り合い仲良くなった友人とのやりとりで、「東京に転勤になる」との連絡を貰い、その友人と食事する店を探しに行ったそうです。

店を探しつつ独り飲みしていたところ、見知らぬ20代男性(被害者)と意気投合。その後寝てしまい、起きたら歩道橋の上で明け方で、その間自身(神いっき)の記憶は無い別人格の犯人(声優アイコ)が事件を起こしていた。と主張します。

つまり酒を飲み寝ている間に(神いっき)の人格から(声優アイコ)が出現し、アイコが昏睡強盗事件を起こしたのだから、神いっき本人は事件を知らないと主張します。

ただこの事件当日、「東京に転勤になる」とSNSで知り合った友人と夜11時以降、神いっき自身がやり取りをしている事が発覚。

神いっきの事件の証言では、その夜11時は寝ている間に声優アイコになっているハズの時間帯です。

この神いっき自身が証言した供述によって、後の調べて、神いっき自身がSNSで知り合った友人とのやりとりが、当日夜11時以降にあった事が発覚した事で、事件の供述との矛盾が明らかになったのです。

この事から、神いっきの解離性同一障害は認めつつも、6件もの昏睡強盗事件は、神いっき自身の犯行だと判断。

解離性同一障害ゆえの犯罪とは認められずに懲役10年と言う判決に至ったようです。

おわりに

如何でしたか?事件を起こした本人が一番ダメなのは元より、どうしてもその背景を考えた時どうしても逆らう事の出来ない親子との運命があってその親によって受けた影響の大きさを考えざる得ません。決していい影響を受けられたわけではない神いっきの更生と今後の幸せを祈りたい気持ちになる生い立ちでした。


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