東海道新幹線の車内で常客3人を殺傷して
1人が死亡2人が軽症という凄惨な事件を
起こした小島一朗容疑者。
彼の生い立ちは家族や両親も三行半を付けざる
得ない発達障害と言う経歴があった。
事件を起こした後の父親と母親のコメントが
ドン引きと話題となる中彼はどのような生い立ちを
送りこのような凄惨な事件を起こすことになったのか
事件のルーツとなる生い立ちを追ってみよう。
新幹線3人殺傷事件
18年6月9日神奈川県内を走行中の東海道新幹線の
のぞみの車内で事件は起こる。
逮捕された後『いずれ事件を起こすつもりでいた』と
供述する容疑者小島一朗(22歳)は、長野県で用意
していた斧と鋭利な刃物で最初小島容疑者の隣に座る
女性2人を刃物で切り付ける。
その叫び声で気が付いた今回の事件で一人の死亡者と
なった兵庫県尼崎市潮江、会社員の、梅田耕太郎さん(38)
は女性曰く
『とめに入ってくれた』と言う・・・
だが止めに入るも制止するつもりで入るも首を斧で18㎝
の深さを切られそれが致命傷となって出血多量で死亡となった。
またこの梅田耕太郎さんは致命傷となった首の深い傷
意外にも胸部から鎖骨付近には刃物でめった刺し状態の
傷が複数(60箇所)あったとの事・・・
正義感から止めに入るも容疑者小島一朗氏のやる気満々
の殺意の前に叶うわけもない。
梅田さんはご結婚されており事件の翌日10日には
代理人弁護士を通して家族の奥様かと思われるが
声明を発表。
『家族を奪われたこの悲しみは言葉では言い尽くせません。
今はそおっとしておいてもらいたいです・・・』
小島一朗の生い立ち~発達障害として
逮捕後の声明で『いずれ事件を起こすつもりでいた』と
の証言をしている小島一朗容疑者。
元々自殺願望をほのめかす程の神経衰弱ぶりで家族も
手放し状態だった彼はどんな生い立ちだったのでしょう。
両親と姉らとの6人家族として愛知県一宮市で誕生する。
彼は中学までは野球少年で野球をするなど極普通の
少年のようでしたが、やはり変化の一つとしてイジメ
が原因となりこの頃不登校になったようです。
イジメが原因で人格形成にヒビとなったのかもしれません。
その後不登校となり父親とも進路で揉めた事から
14歳の中学2年頃から5年もの間母親が働いていた
自立支援私設に入所して、そこから定時制高校にも入学する。
だがそこでも人間関係の構築が上手くいかず人との
接触を拒むようになったと言われています。
出身は愛知県一宮市と言われていますが何とか
それでも高校を卒業した彼はその後職業訓練所に
通い埼玉県や愛知県の機械修理会社に勤務します。
でもそこでも人間関係が上手く行かず結局トラブルとなり
1年ほどでその会社を退社。
彼は極端に人間関係の構築が苦手だったみたいで、また
上手く一人でいる事も出来ず、ようするに人とも交われないし
一人でも居られないし~みたいな感じ?
で結局そうした空気に耐えられず退社してその後は自宅で
引きこもり状態だったそうです。
小島一郎の父親も三行半の変わった子だったが寒い
2016年の秋頃ついに両親は見かねて一朗さんを
家族の元から母方の祖母の実家に預ける事を提案。
素直に従い母方の祖母や叔父夫婦らがいる愛知県岡崎市で
暮らすようにはなったものの生活ぶりは何ら変わらず一日
パソコンをしたり読書をしたりととにかく引きこもり状態で
家から出るようなそぶりは見せなかったそうです。
逮捕後の父親のコメントが独特なコメントだったのが
記憶に新しいです。
『とにかく変わった子供だった』
『幼い頃から人の言葉を言葉通りにしか理解できなかった。変わった子だった』
何だか他人行儀なこのコメント・・・
親の責任が全てとは言えないまでもこの少年期から
青年期に何とかできなかったのでしょうか・・・
小島一朗の母親のコメントにもドン引き
2017年9月には正式に小島家から籍を抜いて
わざわざ祖母と養子縁組と言う形を選んだ小島一朗さん。
祖母曰く
『私を気遣って外出の時も歩調を合わせてくれる優しい子だった』
と優しい一面もあり今回の事件が信じられないと語る祖母。
それと、産みの母親のコメントが何とも言い難い違和感を
感じるのは私だけでしょうか。
このたびはご遺族の方、また被害にあわれた方々に大変なことをしてしまい、また関係の皆様に多大なご迷惑をおかけし、心から深くお詫び申し上げます。
今回このような事件を起こしたことは、予想もできず、まさに青天のへきれきで、自殺することはあってもまさか他殺するなんて思いも及びませんでした。初めて聞いたときはまさかと耳を疑い信じられませんでした。テレビの映像を見て本当にショックで、未だに精神状態が良くありません。このような形でコメントすることを、ご容赦ください。
一朗は私なりに愛情をかけて育ててきました。
:引用 https://www.sankei.com/west/news/180611/wst1806110061-n1.html
中学でイジメに合いその後『自閉症』と診断され
そして親子と折り合いが付かずワズカ14歳で
相談所に入所と親元を離れています。
この時真剣に親がもっと向き合う事が出来ていたら~
と思います。
彼は2017年2月~3月に自閉症の診断をされ
入院していますがこの際
『自分は価値のない人間だ』
『この世に未練はない』など赤信号をしっかり
発言してSOSを出しています。
これほど分かりやすいSOSを出しているにも
関わらず家族は手放しで祖母に養子縁組させた。
両親の充分な愛情があったなら~と思えて仕方
ありませんが、母親曰くは私なりに愛情をかけて育ててきました~
との事・・・
何よりも小島一朗容疑者の家族より被害者となり
亡くなられた梅田耕太郎さんのご冥福をお祈りしたいと
思います。
梅田耕太郎さん家族と生い立ち~東大卒の文武両道の人物像に無念
おわりに
イジメと引きこもりの問題は今や珍しい問題では無く、もし我が子がそのターゲットになった時やはり名一杯両親のサポートが最大限出来るか否かでその後の子供の精神状態や将来は大きく変わるのでは~と思えて仕方ありません。最悪のケースとなった今回の小島一朗さん自身の心の叫びが既に何年も何年も前から聞こえていたのでは~と思えて仕方が無い最悪の事件に何の関係もなかった被害者の梅田耕太郎さんのご冥福をお祈りするばかりです。
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