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松永太の生い立ち~サイコパスは両親の育て方?死刑執行までの現在

松永太アイキャッチ 事件

北九州監禁殺人事件は、2002(平成14)年に
北九州市小倉北区で起こった事件だ。

史上最悪のサイコパス事件と言われている。

サイコパスとは、異常心理学で用いられる
用語「サイコパシー」の通称。

サイコパシーとは「精神病質」という意味で
反社会的人格障害の事である。

人格形成には幼少期を始め、人生を歩む中で
育まれていく要素が大きいと言われる。

主犯格となる犯人は松永太。

松永太のサイコパスは、両親の育て方と関係があるのか?

松永太はどんな人生を歩んできたのだろうか?

松永太の生い立ち、両親との関係、学生時代や
会社社長時代の松永太を紐解いて行こう。

女性支配の顔、裏と表の顔・・・・・
そして、松永太の死刑執行はいつなのか?
松永太を追ってみたいと思う。

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松永死刑囚の史上最悪のサイコパス事件

松永太死刑囚が起こした史上最悪のサイコパス事件は
2002(平成14)年3月以降に北九州市小倉北区1丁目の
アパートで起こった。

自分の手は汚さずに拷問と虐待により第三者を
マインドコントロールし、用済みの人間を殺害させ
死体処理まで行わせたという事件である。

監禁し、酒を飲ませる等をし、相手の弱みを
吐き出させ、それを逆手に、恐喝し犯罪を犯させた。

電気ショックを与えたり、衣服制限等が行われた。

第三者の心理と行動を支配した史上最悪のサイコパス事件。

この事件で6人を殺害、1人を障害致死させた。

最高裁の第一審では「鬼畜の所挙」と言われた。

松永太の生い立ち~両親~

松永太
1961(昭和36)年4月28日生まれ(57歳)18年6月現
北九州市小倉北区出身

両親は、布団販売業の会社を経営していた。

父親は経営で剛腕であった。

一方裏の顔では母親に暴力を振るうなど
DV的要素を持っていた。

母親は利発な人で夫のDVにひれ伏すかのように
仕えていたようだ。

幼少の松永太は、女性は暴力に服しやすい。
表の顔と裏の顔を使い分ければいい。

と幼心に刷り込まれていき、彼のサイコパスは
育まれていったのかも知れない。

松永太の生い立ち~学生時代~

松永太の小学校時代

松永太は、小学校時代オール5で優秀極まりない
人物だった。

学級委員や生徒会役員もし、人の上に立ち
人を支配する快感を覚え、人への支配に
目覚めていった。

松永太の中学校時代

学業だけではなくスポーツでも優秀で、バレー部の
キャプテンも務めた。

このことから金や投資に興味を持ち始め
プランを周囲に話していたという。

松永太の高校時代

学力優秀で、教師の前では「いい子」の顔を
みせていたが、裏では自分より弱い者に自分の
手を汚さずに悪いことをさせていた。

卑劣さと大きな支配力が顔を覗かせるようになった。

高校2年の時に女子生徒と不純異性行為をし
男子校に転校させられた経緯がある。

リーダ的で目立ちたがり屋、威圧的な
顔はこの頃からもっていたようだ。

何よりも支配する快楽を覚えていたのだろう。

松永太の会社社長時代

松永太は高校卒業後就職をするも
1年も持たずに退職してしまう。

実家の布団販売業を有限会社化し1981年
「ワールド」とした。1986年には株式化した。

松永太は社長になった。

事業の中身は、悪徳商法そのもので、社員の親戚
友人、知人などのツテを使わせ布団の押し売りをしていた。

新人は監禁し、マインドコントロールをしていた。

ノルマを果たせない者には罰金を課したり
暴力も振るっていた。

支配力は強烈なものとなっていった。

嘘つき、饒舌な顔と、DV的支配的な顔をもっていた。

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松永太の女性支配

松永太の女性関係は凄い!!

松永太は1982年に結婚をしたが、結婚から
1年もたたないうちに愛人を10人も作っていた。

事件の共犯者となった緒方もその1人で
いわゆる不倫関係であった。

松永太は出会った女性と親密になるまで
、紳士的な態度で関り相手に好意を持たせる。

一旦親密になると(性的関係を持つ)一転
女性の過去の恋愛や私生活などを罵り女性が
自身は悪い人間だ。

そうした女性に手練手管で口説き落としその上
セ〇クスが非常に上手かったとも噂されている・・・

そうした行為と精神的なマインドコントロールで
女性を意のままにした松永。

松永太には逆らえないという心理状態にしていく。

いわゆるマインドコントロールを女性との関係にも
優位に立ち、支配をしていっていたようである。

松永太の死刑執行はまだか?

松永太は逮捕後、2005年9月28日に福岡地裁小倉支部の
第一審で「死刑」判決を受けている。

不服とし、控訴をするも控訴審は棄却された。

最高裁に上告したが、2011年12月12日「死刑が確定」した。

通常、死刑執行確定は、死刑判決が確定してから
7~8年と言われている。

そうだとすれば、2018年冬位なのか?

この冬死刑が執行される可能性もある。

史上最悪のサイコパス事件。

松永太死刑囚の生い立ちについてみてきた。
人間の人格形成には、内的なものと外的なものがあるという。

内的とはいわゆる遺伝的要素。

父親の二面性が松永に引き継がれたのかもしれない。

父親が示す二面性。

取り分けDV的要素を幼心に刷り込まれ、それが
正しいものと映ったのかもしれない。

元来松永太は優秀な要素をもつ人間であっただろうが
その優秀さは両親や周囲に表面的に「いい子」を
装う為のものだったのかもしれない。

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おわりに

卑劣な支配力を働かせ、サイコパスへと進み、史上最悪のサイコパス事件の犯罪者になる前に、誰も何も松永を止める手立てができなかったのだろうか?
闇の顔を知ったとしてもマインドコントロールをその人間がされたにしてもこれほど残忍な事件を一人の男のマインドコントロールがさせたと考えると鬼畜意外の何者でもない。おまけに松永は無罪を主張していた。死刑になったとしても松永の下事件は到底許される事はないでしょう。家族で殺害仕合い、そして殺害遺棄までさせた松永太には死刑よりもっと極刑を望みたい。

コメント

  1. […] 出典:oitachi-ima.com […]

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