鳥取連続不審死事件の主犯格だった上田美由紀。
李美由という在日韓国人を持つ彼女のその生い立ちと、ゴミ屋敷で生活していた5人の子供達の事など、調べてみました。
木嶋佳苗と類似したこの鳥取連続不審死事件は上田美由紀の生い立ちと関係がああるのだろうか?
現在死刑執行を待つ彼女は平成を跨ぐのだろうか?真相を追ってみよう~
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鳥取連続不審死
鳥取連続不審死事件は、鳥取県鳥取市を中心に起こった事件です。
元スナックホステス上田美由紀の周辺で、2004年から2009年までの間に不審死を遂げる人が6人も相次いだことで注目されました。
2004年、新聞記者の42歳男性が段ボールに詰められた状態で列車にひかれ死亡しました。
段ボールに遺書のような文章が書かれていたことから当時は「自殺」として処理されました。
2007年、鳥取砂丘近くの海岸で27歳男性が溺れて病院に搬送され、約10日後に死亡しました。
2008年、鳥取市郊外の山中で県警所属の41歳男性警察官が首を吊って死亡しているのが発見されました。
2009年、北栄町沖の日本海で、47歳トラック運転手の男性の水死体が発見されました。
遺体からは睡眠導入剤、肺からは水死の場合入るはずがない砂が検出されたそうです。
この事件が、上田美由紀の起訴事案の一つです。
同じく2009年、58歳の無職男性が突如体調が悪くなり死亡、前日には昏睡状態に陥ってたといいます。
また同じく2009年、57歳自営業の男性が鳥取市内の摩尼川で、うつぶせの状態で死亡しているのが発見されました。
これが二つ目の起訴事案となっています。
以上6件が連続不審死事件で一連とされている事件です。
起訴事案はその内二つですが、これら全てに上田美由紀が関わっていました。
2件の起訴事案で強盗殺人罪などに問われ、第1審鳥取地裁の裁判員裁判にて死刑判決を受けます。
それを被告側は控訴、控訴審判決公判が広島高裁松江支部で、開かれますが第1審判決を支持、被告側の控訴棄却しました。
そして2017年、最高裁から死刑を言い渡されました。
上田美由紀の生い立ちと本名李美由?
上田美由紀の旧姓は「堀江」と言うそうで、子ども時代は両親と5歳年上の兄との4人で住んでいたそうです。
近隣関係者へのインタビューによると、母親はいつも怒鳴っていて父親は物静かな印象だった。
小さな田舎町の中で、派手な化粧の母親はかなり目立つ存在で、悪いうわさが付きまとっていたようです。
美由紀は小さい頃からひどい悪ガキとのことで、隣家に勝手に上がり込んでモノを壊すし、盗みもする。
友達に命令ばかりして、ほら吹きでも有名だった。
地元では「あの家に近寄るな」と煙たがれる一家だったそうです。
そんな幼少期を過ごした上田美由紀は、鳥取では札付きのワルとして有名であり、何かしらの事件を起こしても何ら不思議には思われなかったようです。
駅前のスナックなどで働きつつ、障碍者や生活保護受給者を篭絡して金銭を奪うという事を繰り返していたため、保障や保険などの知識は豊富であったそうです。
しかしその反面、母子手帳を取る事も無く、車の運転も無免許で行っていたといいます。
また、上田美由紀の本名である「李 美由」は在日特権ということで、起訴まで実名の事について報道がされませんでした。
その後も報道で名が挙がる時は本名ではなく「通名」の上田美由紀で報道されることが多いです。
これについてもちょっと引っかかりを覚えてしまいますね。
上田美由紀と子供5人のごみ屋敷生活
上田美由紀には5人の子供がいますが、家賃2,5000円の汲み取り式トイレという狭く古びたアパートで生活していたそうです。
その部屋にマスコミが潜入した祭には、あまりのゴミ屋敷ぶりに言葉を失うほどでした。
いつまでも捨てられていない残飯なども放置されていたようです。
育児については何もしていないと言える状態だったようで、朝にコンビニで20個のおにぎりを購入し子どもたちに与えるだったといいます。
生い立ちを調べてみた印象から、上田美由紀自身も似たような環境で育ったのかもしれません。
子育ての基準が自身の幼少期の記憶だとすると厳しい環境、が綿々と受け継がれてしまっているのかと考えてしまいます。
上田美由紀の子供の現在
現在、5人の子供たちは国によって保護されているそうです。
しかし前述した環境で育まれた考え方などが現代の常識等に沿うようになるかは、簡単にはいかないかもしれません。
彼らの母親が死刑囚となったことで、周りの目も厳しくなってしまう現実が待っているのは明らかです。
追記
2017年に死刑が確定されていた上田美由紀死刑首でしたが、2009年の事件発覚から2023年1月14日まで死刑が執行去れる事なく49歳の若さで広島拘置所で夕方食事中、食べ物が喉に詰まった状態で病院に運ばれたもの、そのまま午後7時に死亡が確認されました。
正直言って老人でもないのに49歳の上田美由紀死刑首が、食べ物を喉に詰まらせてそのまま死亡と言う最後に、猛烈な違和感を感じますが、それと同時に2009年の逮捕から死刑確定までの判決の長さと、それ以降の刑の執行の遅さに、日本の司法の謎に思えて仕方ありません。
おわりに
被害者の方々へのご冥福をお祈りいたします。また、昔から悪だったと評判の上田美由紀自身はともかく、過酷な環境で幼少時代を過ごせざるを得なかった子供達の将来も心配になります。子供は親を選べないのだから~
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