相模原障害者施設殺傷事件犯人の植松聖。
彼の生い立ちやその犯行に及んだ思考に
影響があったと噂されている両親の
職業についてなど、調べてみました。
植松聖の相模原障害者殺傷事件
相模原障害者殺傷事件とは、2016年7月に
起きた神奈川県立の知的障碍者福祉施設に
元施設職員の男が侵入し、刃物で19人を刺殺
関係者含めて26人に重軽傷を負わせたという
大量殺人事件です。
戦後最悪の大量殺人事件として日本中に
衝撃を与えました。
その侵入した元施設職員の男と言うのが
植松聖被告です。
この最悪な事件の容疑者という事なのですが
各メディア等に対する態度は非常に丁寧なもので
そこでもまたある種の驚きを与えています。
なぜ植松聖が犯行に及んだのか、その生い立ちから
追ってみます。
植松聖の生い立ち~父親の教員を目指して
神奈川県相模原市で生まれ、兄弟は居らず両親との
3人家族で、父親は諸学校教諭で、母親は漫画家だそうです。
大学時代の学生生活や友人らとの関係は比較的良好で
あったそうです。
また、近隣住人や知人からの証言でも
「子供が大好きな人、うちの子供ともよく遊んでもらっていた」
「事件を起こすような子じゃない」
「最近金髪にしたりして急に見た目が変わった。好青年
だったのにどうしたんだろう」
「とても明るく、挨拶もしっかりしてくれていた」
など、とても印象の良い青年だったと語られています。
しかし「急に金髪にした」との話があった通り
20代前半くらいから不良仲間と思われる交友関係を持ち
その頃には上半身から下半身に至るまで刺青まで入れています。
父と同じく小学校教諭を目指していた植松聖は
この刺青が原因でその道を絶たれていたようです。
そのため大学卒業後は運送業などの職を転々としていたとか。
元々家族3人で暮らしていたそうですが、3-4年ほど
前に両親は家から出て行ったとのことで、現在一人暮
らしとのこと。
何故両親が出て行ったのかはまだ発表されていませんが
出ていく前に大きな叫び声などが聞こえたとの証言もあり
何かしらの家族間トラブルがあったと思われます。
今年2月には衆議院議長公邸に行って
「障害者が安楽死できる世界を」という題名で
障害者抹殺計画・殺害の見返り・自身のプロフィールなどを
記載した手紙を届けるなど、行動の異変が見られています。
施設に就職した当初は「施設の入所者がかわいい」と
意欲的に働いていましたが、2年前ほどから
「思い通りにいかない」と話していたとか。
その頃に元職員の女性は施設職員から
「植松聖が入所者に暴力をふるっていて、どう対応して良いかわからず困っている」
と相談を受けた事があったそうです。
また施設職員の同僚に「重度障碍者を殺す」などと
話していたらしく、施設側は県警に通報し、病院で
精神病についての診察などを受けさせました。
その結果躁病と診断され「他害の恐れがある」として
精神保健福祉法に基づき措置入院させました。
その時に大麻の陽性反応も出ていたそうです。
しかし2週間ほどで退院し、そこから無職の
生活を送っていたようです。
また、最近になって噂になっていた事項に、植松聖が
在日韓国人であり「韓国の教科書・在日特権・韓鶴子
池田大作・統一教会」などのキーワードを含めた記事や
動画などが出回っていました。
この噂もキーワード群もネットで出回っていた噂であり
真偽の程は解りません。
しかしどちらにせよ許される犯行ではありません。
植松聖の母親はホラー漫画家が影響した?
植松聖の母親は、1990年代からホラー漫画家として
活躍していたようです。
つまり植松聖が暮らしていた「実家」が母親の
仕事場だったそうです。
こういう事件に「漫画」等が関わっていたと
される場合、幼少期の頃に母親の描くホラー漫画を
読んで「母親がホラー漫画家だったから息子は殺人を考えた」
と言う話になりかねません。
しかし結局は受取(読者)側が持つモラル等の影響が
大きい問題ですよね。
これによって世の「ホラー漫画家」や「ホラー漫画」
自体を叩き始めることが起こらない事を願います。
おわりに
重度障害者だけを殺傷して回るという卑劣な犯行であり、いくらメディア他に対する態度が丁寧であろうと、許される行動ではありません。被害者の方々のご冥福と、ご家族の出来るだけの心の安寧がありますように…
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