昨年5月に起きた大田区ベンツひき逃げ事件で逮捕された飲食店店員、中川真理紗被告に、今年3月懲役5年の実刑判決が下りました。
高級車ベンツで100キロ超の暴走の末、女性をひき逃げし覚せい剤使用をしていたとされ、厳罰をのぞむ声が多く上がり話題になりました。
中川真理紗の生い立ちにも注目が集まり、セレブを自称するなど虚言癖に彩られた虚飾人生、パパ活と高級車の関係などに視線が注がれています。
中川真理紗の生い立ち、市営住宅育ちの虚言癖、パパ活や美容整形の噂についてお伝えします。
中川真理紗の大田区ベンツひき逃げ事件
2021年3月15日、東京地裁は大田区ベンツひき逃げ事件で逮捕された飲食店店員、中川真理紗被告(32)に懲役5年(求刑・懲役6年)の判決を言い渡しました。
中川真理紗(32)は去年5月20日午後12時半ごろ品川区の路上で奇声を上げるなどし、近隣から通報され、職務質問を受けますが白いベンツで逃走しました。
彼女は東京・大田区の第2京浜を121キロもの猛スピードで暴走、歩行者の女性(当時34)を引き逃げして、マンションに逃げ込んだところで確保されました。
その後女性を死なせた罪や覚醒剤を使用した罪で起訴されていました。
東京地裁は「尿から覚醒剤成分が検出されるなど、自己の意思で使用したと認められる」としたうえで、「警察官の制止を振り切り、車を発信させ、たまたま歩行していた被害者を死亡させた結果は重大」と指摘しています。
職務質問の現場近くで注射器も見つかっています。
ひき逃げについて、被告は「被害者に気付かなかった」と主張しましたが、判決は「およそ考えられない弁解だ」とし退けました。
判決には薬物を使用し、女性の命を奪ったことなどからも刑が軽すぎるのでは、といった批判の声もあがっており話題になっています。
中川真理紗の愛車遍歴とスピード狂
高級車で暴走した中川真理紗の華麗な愛車遍歴と、そのスピード狂に注目が集まっています。
学生時代から車好きで知られ、初めの愛車はローンを組んでマニュアル車のシルビアを買ったそうですが、「ハンドルを持つと性格が変わるスピード狂」で、「首都高を飛ばしすぎて、車が炎上した事故を起こしたこともある。」といいます。(文春オンライン:引用)
中川真理紗が、「大田区暴走ひき逃げ事件」で乗っていた愛車のベンツについては、「メルセデスSL63AMG」とよばれるもので軽く2000万円以上する超高級車でした。彼女の一番のお気に入りだったとか。
このベンツについては、ネット上では彼氏である土建会社社長の所有車でローンを組んで購入したといいます。
この車の前に乗っていた愛車はベンツの「SLK55」だったようですが、2018年実家から独り立ちし家賃5万円・築36年の市営住宅住まいを始めていた彼女に「偽セレブ女」という名がついたのも当然ですね。
中川真理紗は、高級車を所有するだけでなく、その車高を落とすといった改造にもお金をつぎ込み、収入はほとんど車に使い込む状態だったようです。
中川真理紗の生い立ち~市営住宅の母子家庭
中川真理紗は、神奈川県川崎市出身で、生家は賃貸の市営住宅でした。
小学時代に翻訳関係の仕事をしていた父親を癌で亡くしており、介護施設で働く母親と2人の母子家庭でした。
ただ母子家庭で決して生活に余裕があった訳ではありませんが、教育熱心な母親の方針もあ都内の中高一貫校に通うことになりました。
中川真理紗は、中学進学後も優等生だったようで、高校を卒業し、奨学金で明治大学政治経済学部に進学し、経済を専攻していたそうです。
おしゃれで美人の優等生で、苦労して育ててくれる母親を見て育ち、努力もしてがんばってきたのではと思われます。
順調に見えた学生時代でしたが、彼女は就活に失敗し、大きく転落した人生を歩み始めます。
そして悪い遊び仲間に出会い、20代半ばになると近所から問題人物とされるほど荒れた生活を送ります。
近隣住民の話では、彼女が敷地内で車をいじったり、迷惑な停め方をするなどし、周囲が注意しても『フン!』という感じで無視したとか。
いろんな男が訪れ、真夜中にエンジンをいやな音が響き渡ったといい、かなりのトラブルメーカーだったといえるでしょう。
優秀だった彼女がなぜここまで落ちぶれていったのか不思議でなりません。
中川真理紗の虚言癖
中川真理紗は虚言癖もあるようで彼女の周囲では有名だったそうです。
フェイスブックやインスタグラムでは「矢崎マリサ」名義でセレブ生活を自慢していたことがわかっています。
SNSで中川真理紗は、アメリカ・サンディエゴ出身の帰国子女である、と言っており、幼少期からハワイの夜景の見える丘によく連れて行って貰っていたセレブと自称していたというから驚きですね。
成人してからも海外で豪遊する姿を頻繁にSNSにアップしていたとか。
ドバイやメキシコ、ラスベガスなどへの海外旅行や高級ホテルでのディナー、ベンツやアメックスのプラチナカードなどの写真を投稿しており、職業はモデル、コンサル、投資業を自称していましたが、ほとんどが虚言でした。
彼女の実際の生い立ちや市営住宅暮らしとは真反対の人物像が見えていますが、彼女の理想の姿だったのかもしれません。
中川真理紗のキャバ嬢生活とパパ活の評判
売れっ子キャバ嬢だったとされる中川真理紗容疑者。
逮捕時飲食店店員という肩書きが出ていますが、その勤務先は、はっきりしていません。
ネット上では川崎市には大きな歓楽街があり、「矢崎マリサ」の偽名は源氏名かという憶測もありようです。
ローンで高級車を購入するということをみても、愛人としてお金を援助してもらって生活してきたのではと言われています。
パパ活でパパたちから大金をもらい、好きな高級車もきちんと要求していたのでしょう。
事故を起こしたベンツも土建会社社長のものでしたが、数千万もする車を手にするセレブ相手に堂々たるものですね。
高額な車を手にするのはホステスの仕事だけでは無理と思われ、ホステスのかたわらパパ活を重ねるなどしてセレブ気取りしていたという見方が多いようです。
中川容疑者の住む神奈川県川崎市川崎区藤崎という場所は、比較的治安が良くない地域でもあり、地元住民によれば
「とにかく派手な子でしたよ。なんせ高級車をとっかえひっかえ乗り換えていて、正直この地域住民であれだけの高級車複数乗り回すって目立ってましたよ。」と、事件にもあまり驚きはなかったそうです。
中川真理紗は美容整形で別人?
中川真理紗には美容整形も、しているのではという噂が出ています。
ネット上では「大田区ベンツひき逃げ事件」直後から、元同級生らから
「顔が変わりすぎてわからなかった。学生時代の頃は地味なブスで、クラスメイトの一部からイジメられていた」という情報も見えています。(MATOMEDIA:引用)
彼女は高校時代はブスキャラといわれており、かといえば大人しい優等生で、よく手がかり探しに使われる卒業アルバムなどの写真流出も確認されてはいませんが、現在の写真が目も大きく加工されており、かわいいとの評判も出るような雰囲気です。
同級生の証言からは、見た目の印象では、ずいぶん印象が変わったことは確かで整形の可能性も確かといえそうです。
整形したというはっ、きりした情報はありませんが、車にずいぶんな費用をかけてきたわけですし、多少の整形をする余裕もあったかもしれませんね。
パパ活で高級車がもらえるためには、それなりの美人でいなければならなかったはずですし。
昔の優等生から脱却を図ったのでしょうが、それと同時に冷徹な人間に変わり非難される犯罪を犯したことは断じてゆるされないといえるでしょう。
おわりに
車好きの走り屋のジャンキーだった中川真理紗さんですが、素晴らしい高級車でどこをどう走ろうが勝手にしたらいいと思いつつ、今回の彼女の暴走によって同じ同年代の何の罪もない女性が死亡しています。
懲役5年はあまりに短く、車での暴走と覚醒剤使用のWならせめてもプラス5年を塀の中で過ごして下さいと願うばかりです。
本人に罪の意識はあるのでしょうか。あまりにも被害者女性が気の毒で仕方ありません。
コメント
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