水上で起きた悲惨な事故として昨年の20年9月から4人もの死傷者を出しても尚犯人逮捕とならなった猪苗代ボート8歳児死亡事件の容疑者としてようやく佐藤剛(44)が逮捕されました。
10人の同乗者による動画の中で「やばい」と言う明確な発言も残した佐藤剛容疑者の無責任な行動はクズそのもの。
今回は事故そのものよりも事故後の対応と同乗者らに口止めを求めた事が逮捕の遅れとなった猪苗代ボート8歳児死亡事件の容疑者佐藤剛の生い立ちから人物像や性格、地元いわき市の評判までを追ってみようと思います。
建築会社社長だった佐藤剛のインスタで分かるパリピな生活ぶりや家族構成まで悲惨な事故を起こして悠々と1年逃亡していた容疑者の人物像を追ってみようと思います。
佐藤剛の猪苗代ボート殺人事件
2020年9月に福島県会津若松市の猪苗代湖で、遊びに来ていた親子らが死傷した事故で、大型ボートを操縦していた東京都に住む会社役員佐藤剛容疑者(44)が丸1年の歳月を経てようやく逮捕されました逮捕されました。
佐藤容疑者は、大型のプレジャーボート(12人乗り)を操縦し、猪苗代湖を航行していた際、遊泳していた親子ら3人と、その友人少年も瀕死の状態で、はねて死傷させた疑いが持たれています。
豊田瑛大君は大型プレジャーボートのスクリューに巻き込まれ、ほぼ即死の状態に、そしてその母は我が子である瑛大君と同じくスクリューに両足を挟まれ切断と言う大怪我を追っています。
瑛大君の兄とその友人も瀕死の状態でありながら、佐藤剛容疑者は10人の同乗者らと共々1年もの長きに渡り、知らぬ存ぜぬを決め込み大きく報道された事故にも関わらず「無関係」を装っていたのです。
この事故で亡くなった千葉県野田市の豊田瑛大くん(当時8)は母親ら家族と友人らと水上バイクに乗るために湖面で順番待ちをしていたところだったということです。
9月14日ようやく逮捕された佐藤容疑者は警察に対し「身に覚えがない」と容疑を否認していますが、 警察は身柄を福島県内に移し本格的な捜査を始めています。
佐藤剛の事件に「身に覚えがない」「ヤバい」の動画
ネット上では佐藤容疑者の、事件について「身に覚えがない」という驚愕の発言や、船の同乗者らが撮影しており証拠となった「ヤバい」と認識した様子をあげた動画が話題となりました。
「身に覚えがない」という佐藤容疑者ですが、関係者によると事故後、彼が同乗者10人に対し、口止めをしていたことが判明しています。
また水上法に詳しくないので詳細は分かりませんが恐らくは違法であるだろう、プレジャーボートのスピードを上げる為にエンジンを変えていたと言われる佐藤剛容疑者は事故後、事故を隠蔽する為にも、このスクリューを新たに交換していた事も分かっています。
佐藤剛容疑者が運転し、被害者に突っ込んだ事件の様子を多数の知人が知っていたことにもあぜんとしますね。
そして動画では船上で「ヤバい」と声をあげる同乗者の様子があがり、当時佐藤容疑者は知人など10人を乗せた約12メートルの大型ボートを運転し4人を巻き込んだあと、そのまま走り去ったとみられています。
事件後約1年経っての佐藤剛容疑者の逮捕はあまりにも遅く、なぜこれほどの隠ぺいができたのかと思わざるを得ません。
佐藤剛の生い立ち~母親がやり手の震災バブルお坊ちゃま
いわき市出身の佐藤剛容疑者は会社員の父親と、専業主婦の母親の元長男として佐藤家に誕生しています。
どちらの両親の家系かは定かではありませんが、祖父が建築関係の会社を運営しており現在の「佐藤剛健」は祖父が亡くなり跡取りとなった佐藤剛が社長として受け継いでいる会社のようです。
そうした経緯から元々地元では名士のような存在だったと言われる佐藤剛の実家は、元々裕福なお坊ちゃまとして地元では知られていたようです。
地元中学を卒業した後には、野球少年だったのか野球の強豪校に進学、ポジションはショートだったらしく高校からは強豪校らしく学生寮に入所して家元を離れて暮らしていたようです。
佐藤剛容疑者の母親に関するネット掲示板の書き込みには、
“佐藤剛健(佐藤剛のいる会社)は、母親がやり手で震災バブルも有り成り上がった会社です。”
などとでており、自身のいる会社の創業者が母親だったといわれています。
この噂の流れからしても、佐藤剛健は母親の実家を継いだ可能性が高いのかもしれません。
福島県いわき市は、東日本大震災でも被害の大きかった地域の一つで、土木関係会社は被災後の建築ラッシュで相当需要があったはずです。
佐藤容疑者が役員を務めるいわき市本社の「佐藤剛健」とは、足場資材の販売や買取専門会社を手掛け、東京営業所や横浜営業所も抱える大きな会社で、海外進出も視野にミャンマー営業所も開設準備中といいます。
この母親は佐藤剛容疑者の同級生らから評判は良く、ビジネスもやり手、人物評もとても良い母親だったと言われています。
ただこの事故後、夜逃げ同然に逃げたとも噂され、もしも、この猪苗代ボート事故の詳細に息子が容疑者としてかかわっていた事実を知っていたのであれば、1年もの間知らぬ存ぜぬを通して逃げていたのなら息子と同罪レベルで悪質だとも言えます。
8歳の何の罪もない瑛大君が亡くなり、その母親は両足を切断、兄も負傷し、友人も大怪我の大惨事の中、「ヤバい」といいながら現場から逃げ去っていたとしたら…
到底許されない事故ではないでしょうか。
「佐藤剛健」は、創業20年を超える会社らしく、震災バブルで金もうけが成功し、彼も裕福な家庭のお坊ちゃまだったといわれています。
佐藤容疑者は、これまで実力というよりは親の作った名声のもとで、ぬくぬくと好きなことができる環境にあったといえます。
佐藤剛の生い立ち~家族構成
佐藤容疑者の実家には父母妹があり、現在44歳の佐藤剛容疑者にも既に、離婚歴あり・妻子もちという噂が出ているようです。
地元の同級生や佐藤容疑者をよく知る人物からの書き込みからみえるようですが(ネット上掲示板書き込み、トピコレ)、妹がいるというのは確かなようです。
佐藤容疑者の同級生らによると、彼の父はどこかの会社の役員で、佐藤容疑者は子供の頃から親族名義の大きな会社のスーパーお坊ちゃまだったとか。
また佐藤容疑者の前妻のことをよく知っている人物からの書き込みでは、綺麗な人のようで、もう二十歳前後にもなるような大きな子供も2人連れ子で(娘と長男)いたようです。(現在は離婚との情報も)
現在の佐藤容疑者には妻(詳細は不明)がいるという噂もありますが、自身のインスタには家族のいる様子は見えず、美人の起業家など他の女性たちが多くあがっています。
自身で立ち上げた会社ではなく、親の作った巨大な富を豪遊や遊びに使い放題で、いわゆるパリピと言われる生活で日々贅沢に明け暮れていたようです。
佐藤剛の人物像の印象は、とにかく羽振りが良かったと言う印象が強かったみたいで、地元での存在も名士のような存在だったと言われる由縁としてこのコロナ渦に突入した去年のマスク不足の時にも、「東京から買ってきたから使ってください」と、いわき市の実家周辺に配って歩く程だったとか。
一応、そうした評判からも地元では親分肌的な存在だった事が分かるエピソードですね。
ただ親分は親分でも身勝手な都合の悪くなった時に発揮できる親分ではなかったようですが…
佐藤剛の性格はとにかく嘘つき
佐藤容疑者の性格は、彼についての投稿をみると、とにかく嘘つきという評判のようです。
子供の頃から「スーパーおぼっちゃま君」「普段からヘラヘラ調子いいことばっか言ってて基本うそつき」「中学生の頃から調子者で嘘つき。かなりの雑魚キャラでしたね。」
などなど、佐藤容疑者の関係者からの投稿にはかなりの嘘つきぶりが。
子供時代から既に顕著だったことがわかりますね。
彼の虚言癖に長けたその性格が、事件にも影響し、「身に覚えがない」と1年あまりもの間嘘で固めてきたことも想像できます。
嘘つきのおぼっちゃまという肩書きは、彼に関係する人々には当然といったイメージであったのでしょう。
佐藤剛の悪評の数々
ネット上では佐藤容疑者の悪評の数々がにぎやかな様子をみせています。
・「お金持ちのおぼっちゃま」
・「かなりの調子者で嘘つき」
・「(仕事では)親分肌、威圧的な雰囲気でヤクザの組長みたい」
・インスタでの「高級自慢の上級国民」ぶりや豪遊
・同乗者への口止めが許せない、周囲を威嚇している。
佐藤容疑者のお金持ちならではの傲慢でわがままな様子や、豪遊の末の事件での隠ぺい工作まで行う卑劣な手口に批判が集まっています。
さらには、佐藤剛容疑者が事件後、ミャンマーに会社の支店を構える準備をしていたことがわかり、彼がミャンマー支店に逃亡する計画があったのでは、という声まで出ています。
幼い子供の命を奪い大けがをさせた猪苗代ボート殺人事件を起こし、嘘を通し隠ぺいを図っただけでなく、海外逃亡まで企て自身は生き延びようとしていたのかと思うとぞっとします。
彼の周囲にいた人々も事件を機に色々な佐藤容疑者の驚愕の一面を暴露しており、これらの悪評はまだまだ続きそうな気配です。
おわりに
猪苗代ボート殺人事件で逮捕された佐藤容疑者の生い立ちは、やり手の母親が震災バブルで創業したという大きな土木会社を継ぎ、お金持ちのおぼっちゃまで知られていました。
佐藤容疑者には父母に妹があり、離婚歴があったとされ、子供も連れ子が2人いたそうです。彼の性格は昔からとにかく嘘つきで、その悪評は現在まで数多く傲慢で威圧的なその様子に非難が寄せられています。事件後の海外逃亡も企てていたのかなど詳細が今後明らかになるものと思われます。
何より全く落ち度のない8歳だった豊田瑛大君やそのご両親が、この1年もの間どんな想いで過ごしていたのだろう、と思うと佐藤剛容疑者の1年間の沈黙と逮捕されても尚「身に覚えがない」の発言は到底許されるものではありません。
水上法は法律もゆるいと言われていますが是非この事故を機会に法の改正をしてでも逃げ得は許されないと言う事を法治国家として厳しく罰して欲しいと願うばかりです。
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