看護婦と言う立場で数十人に及ぶ患者の点滴に異物混入させ3人の死亡者を出し、無期懲役が去年確定した久保木愛弓被告の事件と似ていると言われるニュースとして報じられている赤間恵美容疑者の逮捕。
茨城の介護施設で看護師だった赤間恵美容疑者の起こした事件に詳細と彼女の生い立ちと学生時代の性格、結婚後の評判と窃盗癖の二面性についてお伝えします。
事件後に結婚した夫の証言や、その義理両親らの証言も同時に追ってみようと思います。
赤間恵美の介護施設空気注入死事件とは
昨年12月8日、元介護職員赤間恵美(あかまめぐみ)(35)が、2020年7月に介護老人保健施設「けやきの舎」で、入所者男性の血管に注射器で空気を送り込み殺害したとして逮捕されました。
赤間恵美は事件後、施設を退職し、夫と結婚もしていますが、彼女は元看護師で学生時代の評判はとても良く、事件を起こすような人物ではなかったといいます。
逮捕後に明らかになった彼女の経歴には窃盗癖で逮捕歴があることも発覚、赤間恵美の今回の事件は一体どんな事件だったのでしょう。
茨城県古河市の介護老人保健施設「けやきの舎」で昨夏2020年7月6日午前0時半ごろ、入所者の男性の体内に空気を注入して殺害した疑いで、2021年12月8日になって元介護職員赤間恵美が逮捕されました。
「茨城・古河市で2020年、介護老人保健施設の元職員の女が、入所者の男性を殺害した疑いで逮捕された事件で、この施設で、ほかにも複数の入所者の不審死が確認されていることがわかった。
古河市の介護老人保健施設「けやきの舎(いえ)」元職員の赤間恵美容疑者(35)は2020年7月、入所していた吉田節次さん(当時76)の点滴に空気を注入し、殺害した疑いが持たれている。
赤間容疑者の不審な行動を目撃した同僚職員の証言などから、関与が浮上していた。
(中略)その後の調べで、この施設で、ほかにも複数の入所者の不審死が確認されていることが新たにわかっていて、警察は関連について調べている。」(引用:FNNプライムオンライン)
赤間恵美の生い立ち~学生時代の性格
赤間恵美は茨城県古河市出身で、「3人兄弟の長女、近所でも評判の農家の娘」で愛想もよく、挨拶もきちんとするような娘だったといいます。
2006年頃に赤間恵美は看護科がある地元の高校に通い、ボランティア部にも所属、当時から看護師を目指していたといわれています。
赤間恵美も親族も、普段はとても良い子と語り、
“話がうまい 人を笑わせるのがうまい 人懐っこかった”など人物像は悪くないようです。
中学時代の同級生も「人に迷惑をかけるタイプではなかった」といわれ、とても残忍な事件を起こすようには見えなかったようです。
赤間恵美の生い立ち~看護学校での評判
赤間恵美は、2004年茨城県立岩瀬高等学校の看護科を卒業、その後看護師資格を得て埼玉や栃木の病院で3年2ヶ月ほど勤務しています。
彼女は看護学校時代の知人の話でも勉強熱心だったといわれており、よくできる優秀な人だったともいわれています。
授業中も冗談で周囲を笑わせる明るさがあったそうで、高校の同級生からの評判もよく
“看護科で一緒だった
看護実習の時も患者さんにすごく優しく接していた
評価もすごく高くお手本にしなくてはいけないと同級生と話した
面白くて人に分け隔てなく接する優秀な子だった”
(報道ステーション:引用)
看護師時代も、仕事に不満を持っている様子はなく、好きな食事や趣味のスピリチュアルなどの様子をfacebookで投稿しており、なぜ事件に至ってしまったのか不思議でなりません。
赤間恵美の結婚した夫家族の人物評
赤間恵美のfacebookや夫のフェイスブックなどから、2020年8月に夫が赤間恵美を家族に紹介、同年9月29日婚約、11月22日(いい夫婦の日)に結婚(34歳)しています。
事件の2か月前に婚約し、事件後4か月目に夫と結婚したことになり、結婚が何か事件と関係があるのだろうかと思わせますが、学生時代同様結婚後も様子に大きな変化はなかったようです。
赤間恵美は夫の実家(下妻市)で2020年10月から同居し、当初夫の両親とも良好な関係だったといいます。
12月10日「めざまし8」で赤間恵美の夫がインタビューに応じていますが、赤間恵美の事件について無罪を信じる妻思いの夫という印象が見え、けなげな夫といった噂もみえています。
Q:(事件は)全くわからない?
A:結婚する前の話なんで全然分からない
Q:赤間容疑者はずっとここに住んでいた?
A:引っ越してきたのが7月なのでそれからは…
Q:もちろん一緒に?
A:そうです
Q:全く変わらない感じだった?
A:そうです
Q:全くわからない?
A:ごめんなさい
Q:全くわからない状態?
A:そうです
Q:今の状況は信じられない?
A:もちろんそうですね
Q:普段の赤間容赦は?
A:明るくて健康のことを一生懸命先のこととかも考えて
色々アドバイスしてくれますから
Q:7月に事件 11月に結婚 そういうそぶりは?
A:いや全くなかったですよ
やってないことを信じています
Q:妻はどういう存在
A:もちろんかけがえのない存在ですよ
Q:警察が家に来たと思うが
A:その時には一緒にいなかったので頭の中で真っ白になっただけです
Q:妻に言葉をかけるなら
A:いっぱいありすぎてすみません出てこないです
妻はかけがえのない存在と言わしめる信頼ぶりで、彼女の犯行を疑うこともない妻思いの夫が哀れにも思えてしまいます。
赤間恵美の窃盗癖と逮捕歴
とは言え結婚した夫は赤間恵美容疑者の無実を信じているようですが、夫側の両親の赤間容疑者に対する人物像は夫とは違ったようです。
それもそのはず、結婚後夫の両親ら家族と同居していたとされる、赤間恵美は義母ともすぐに打ち解け、夫が職場に持っていく弁当を早起きして作る「良い嫁」だったそうです。
ところが同居後程なくして一家に異変が起きたそうです、義父母のサイフから現金がなくなるようになり、これが原因で赤間恵美夫婦と義父母の関係が悪化していき、2021年夏に別居、赤間恵美夫婦は現在の古河市大和田の住居に引っ越しました。
なんと赤間恵美は年金暮らしの義父母のサイフから金を抜き取っていたようです。
赤間恵美は結婚後で逮捕直前でもある21年11月21日、古河市内のスーパーで牛肉など12点の食料品5000円相当を万引きしています。
私服警備員が犯行を確認し、店を出たところで現行犯逮捕されています。
そして、事件から約1年5ヵ月後経過した昨年末の21年12月8日にやっと赤間恵美は殺人容疑で逮捕されました。
患者に優しく接する模範的な看護師、良い嫁と思われた赤間恵美は、実は窃盗犯で、高齢者を殺害する殺人犯の二面性があったということでしょうか。
赤間恵美の万引きは5千円相当で、義父母の財布からも数千円、どちらかというと小金を盗んでいったのも不思議ですが、何に利用しようとしたのかなど疑問が残ります。
評判の良さとはうらはらに、人の命を奪うことを平気でやってのける行動に世間の注目が寄せられています。
久保木愛弓の生い立ち~家族関係と高校時代の評判がら見る性格と闇
おわりに
介護施設空気注入死事件で逮捕された赤間恵美は、学生時代は看護師を目指し勉強熱心で優秀な人であったのですが、事件前後で結婚生活に入り窃盗また殺人容疑での逮捕となりその二面性が波紋を呼んでします。
信頼を寄せ結婚した夫でさえ理解できない彼女の一面ですが、評判のよかったはずの彼女が恐ろしい殺人に手を染めたことが謎でありこのようなことが二度と起こらないことを願うばかりです。
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