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伊沢純の生い立ち~経歴の前科3犯!傷害罪と薬中でも精神科医の謎

伊沢純アイキャッチ 事件

東京・新宿区歌舞伎町でクリニックを経営する精神科医の伊沢純容疑者(51)が、同居する交際相手の女性を蹴るなどしてケガをさせたとして2022年3月28日に逮捕されました。

覚醒剤が自宅から見つかり薬物中毒疑惑も出てきています。

伊沢純には前科3犯の驚愕の過去がありながら、歌舞伎町のブラックジャックとして人気の精神科医だったことが謎めいており話題です。

井沢純の生い立ち、経歴の前科3犯、傷害罪と薬中でも精神科医の謎についてお伝えします。

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伊沢純の東京クリニック暴行事件

3月28日、警視庁新宿署は伊沢純容疑者(51)を傷害容疑で逮捕しました。伊沢容疑者は同居していた20代女性の左足を殴る蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。

伊沢容疑者は精神科医で、東京・新宿区歌舞伎町の『東京クリニック』院長、被害者は、同クリニックの患者だった20代女性で交際をめぐる口論が引き金になったとみられています。

今回の逮捕は再逮捕で、最初の逮捕は、2月26日の夜、歌舞伎町のマンションの警備員が『同居中の彼氏に殴られた人がいる』と通報したことがきっかけで家宅捜索となり、捜査員が駆けつけると、伊沢容疑者の自宅から、覚せい剤0.28グラムが見つかったといいます。

伊沢容疑者は覚醒剤は『自分のものではない』と供述、容疑を否認しましたが、現行犯逮捕されました。

伊沢容疑者は女性への傷害容疑についても「妄想か、つくり話だ」と認めていません。

伊沢純の覚醒剤容疑

伊沢純の覚醒剤容疑には、以前から疑惑の目があったといわれています。

伊沢純は、診察室で女性患者を殴って、傷害罪で有罪が確定し、2007年には医業停止2年の行政処分を受けていたのだとか。

彼の業務停止処分中に、伊沢のクリニックがリタリンという強い向精神薬を、多量処方していたことが大きな問題になっていました。

このリタリンは合法覚せい剤と呼ばれるほど作用が強く、即効性があるため、うつなどの患者の薬物依存に繋がりやすいそうです。
 

2008年1月1日以降にはリタリンを処方する医師や医療機関は登録制となり、ナルコレプシー患者に限って処方されることになったのですが、伊沢純はほとんど診察もせず、患者が求める量をそのまま処方したといいます。

歌舞伎町という立地の良さもあり、伊沢は一人で1日300人もの患者を診ることもあり、伊沢のクリニックは、診察せずに宅配便で送るなどして、1年間に約102万錠を処方していたそうです。  

行政の指導も無視し、無資格のスタッフが薬を処方していたという医師法違反の罪に問われ、最高裁で有罪が確定、その後も2014年10月に医業停止の処分を受けています。

大きな処分を受けていながらもまた復帰し、同様な診察、投薬をしていた可能性が高くかなり危険な医師だったことがわかります。

伊沢純の生い立ち~経歴に4浪の苦学生?

伊沢純は、1998年に日本医科大学医学部を卒業しています。

大学の医学部は6年間学ぶため、彼は1992年に日本医科大学医学部へ入学した事がわかります。

伊沢は3月の逮捕時は51歳。彼は1970年度生まれですから通常、高校を卒業しストレートで医学部合格すれば1988年入学となるはずですね。

日本医科大学に1992年入学ということは、伊澤純は4年受験に失敗、つまり4浪し医学部に合格したのではないかと言われています。

また、4浪ではなく医学部を留年している可能性もありますが、4浪の苦学生だったのでしょうか。

伊沢純は、大学卒業後、5年でクリニックを開業し開業医として働き始め順調なスタートを切ったように見えます。

伊沢純の経歴に驚愕前科3犯

井沢純の経歴に驚愕前科3犯があったことに衝撃が走っています。彼の経歴は以下の通りです。

1998年 日本医科大学医学部卒業
2003年 東京クリニック開院
2007年 女性患者へ暴行し傷害罪で逮捕され2年の業務停止命令
2008年 向精神薬の大量処方で書類送検。医師法違反で罰金50万円
2019年 東京クリニック再開(復活したと話題に。伊澤を伊沢に変更した)
2022年 元患者女性へ暴行し傷害罪で逮捕

2007年、伊沢容疑者は医師資格のないスタッフに処方箋を書かせるなど、安易に処方しまくっていたといい、医師法違反(無資格医業)で罰金50万円の有罪判決を受けました。

「’06年に診察結果の説明を求めた女性患者に腹を立て、“説明してもわからないだろう”と言って髪の毛をつかんで頭を壁にたたきつけ、付き添いの夫にものど輪をくらわせる傷害事件を起こした。その数か月前、男性患者に暴力を振るって骨折させたばかりだった。’08年には元患者で交際相手だった女性にしつこく復縁を迫り、ストーカー規制法違反と脅迫で逮捕されている。“話をしなければお前を一生追い詰め破滅させてやる”などと脅していた。逮捕と書類送検を合わせて少なくとも計6回の困った男だ」  女性患者への傷害事件は有罪判決が確定し、厚労省から’2年の医業停止処分を受けた。’14年にも医師法違反で医業停止3か月を受けている。」(週刊女性プライム:引用)

女性患者への暴行、傷害事件も初めてではなく昔からだったことがわかっており、リタリンなど高リスクの薬を多量に処方することでも有名で、噂を聞きつけた薬物依存症の人々が、井沢純のクリニックに集まったことが想像できます。

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伊沢純の歌舞伎町の悪評が酷い

伊沢純の東京クリニックは、賑やかな歌舞伎町の雑居ビルの一室にあり、03年に東京・西麻布で開業し、翌’04年に歌舞伎町に居を移して以降、歌舞伎町周辺で2度移転しています。

常勤医師は伊沢容疑者だけだったそうで、患者は多く若い女性患者が目立っていたと言い、歌舞伎町のブラックジャックの異名も。

その一方で、悪評も多く彼の近辺の人々は注視していたようです。

別のビル関係者はこう囁く。

「伊沢容疑者は怒りっぽくて揉め事が多く、警察が来たことは何回もありました。威圧的な言葉遣いで、大声で怒鳴りつけるので怖かった。巻き込まれないようにしよう、と気をつけていました」  身長170センチ前後のやせ型で青白い顔。

一見、おとなしそうにみえるというが、唐突に好戦的な姿勢をとることも。

「すれ違ったときに挨拶をしたら、ずーっと睨みつけられた。ただ挨拶しただけなのに目線をそらさず異様だった」 (週刊女性プライム)

クリニックに通っていたことのある元患者(40代男性)の証言

「精神科というより薬屋。欲しい薬をなんでも処方してくれた」と話しており「東京クリニックを知ってしまった事はかなり今でも後悔している」と話しています。(元患者40代男性)

というのも、普通の医者なら滅多に処方しない、いわゆる「合法覚醒剤」を患者の求めるままに処方するというのです。

依存性の高い向精神薬『リタリン』を診療もせず大量に処方していた疑いが強まり、東京都と新宿区保健所が東京クリニックを立ち入り検査したのは’07年9月のこと。

適応症のない患者にも言われるがまま処方しているなどと情報が寄せられていた。(週刊女性プライム・都政関係者)

伊沢純のそれでも精神科医の謎

前科持ち、薬中疑惑など危険人物としか言いようのない伊沢が、それでも精神科医を続けることができたことは大きな謎でもあります。

伊沢純は、2007年傷害罪で業務停止2年を経ていますが、2019年になって再び東京クリニックを再開しています。

伊沢はリタリンの乱処方でも話題になり問題の精神科医で知られていたはずですが、この東京クリニック再開は、彼の復活として喜ぶ声もあがっていたというからすごいですね。

匿名サイトでは、何でも薬を出してくれる、精神科というより薬局、バイヤーやヤクザなどがたくさんきているなどと噂され、他の医院では処方してくれないと困っている人にはうってつけのクリニックだったといえます。

薬の必要性などをブログにもアップしたりし、とにかく薬がほしいという患者には魅力的な存在だったことがうかがえます。

これだけ前科を持ち、ありえない診療を堂々と行っていた井沢純の犯罪は、厳しく問われなければならないでしょう。

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おわりに

東京クリニック暴行事件の井沢純は、覚醒剤容疑で逮捕されましたが、これまでの経歴からも前科3犯、女性への暴行や危険薬物の乱用などで有名な精神科医だったことがわかります。
歌舞伎町での悪評もひどい一方、傷害罪や薬中でも精神科医として復活できたのは謎で、それほど薬物需要が患者の全てだったことに驚きしかありません。彼のような医師が厳重に処罰されることを願うばかりです。


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