吉田和人の生い立ち~ホームレス殺人事件容疑者の保釈と自殺の罪

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吉田和人アイキャッチ

2020年11月、渋谷区のバス停でホームレスの大林三佐子さんが、石の入った袋で頭を殴られ死亡した事件で逮捕・起訴されていた吉田和人容疑者が、今年4月8日自宅そばの路上に倒れており死亡が確認されました。

吉田和人は当時は保釈されており、飛び降り自殺を図ったとみられ、その衝撃の最期が波紋を呼んでいます。

吉田和人の生い立ち、ホームレス殺人事件、吉田容疑者の保釈と自殺の罪についてお伝えします。

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渋谷ホームレス殺人事件

2020年11月16日の早朝、渋谷区のバス停でホームレス女性が頭を殴られて死亡しました。

現場となったのは渋谷区幡ヶ谷の幡ヶ谷原町バス停で被害者大林三佐子さん(当時64)が、近所に住む吉田和人被告(48)によって後頭部を石を詰めたペットボトルで殴打され死亡しています。

吉田被告は犯行の動機について「自分はボランティアでゴミ拾いをしていて、彼女が邪魔だった。(犯行)前日の散歩の途中、『お金を渡すからバス停から移動してほしい』と話をしたが、聞き入れてもらえなかった」(文春オンライン)と話しています。

事件から5日後、吉田和人被告は母親に付き添われて交番に出頭、傷害致死罪で逮捕に至りました。

今年22年4月8日朝、逮捕・起訴されていた吉田被告が、渋谷区の自宅近くの路上で死亡していたと報道されました。吉田被告は保釈中で、警視庁は近くの建物から飛び降りて自殺を図ったとみて状況を調べています。

吉田和人の生い立ち~資産家酒屋の息子として

吉田和人の自殺ニュースで、彼の生い立ちが話題になりました。

驚くことに、吉田和人の実家はマンションやアパートを経営する資産家で、祖父母の代から酒屋を経営していたようです。

吉田は終戦直後から酒屋を営む地元の名士の家に生まれた。両親は山一證券に勤務していたが、父が脱サラして家業を継いだという。中学を卒業した吉田は20代で就職。しかし仕事は長続きしなかった。一家を知る居酒屋店主が明かす。”(文春オンライン)

吉田は2017年7月に父親が亡くなってから、酒の配達の手伝いを始めたといいます。

吉田は事件現場から400m離れた所で酒店を営む母親と2人暮らしで、地域の清掃ボランティアにも参加していたといわれています。

「父親は『和人は引きこもりのようなところがあるから心配。コミュニケーションが苦手だ』と話していた。

吉田和人の生い立ち~学生時代と引き籠り

吉田の父親は「和人は引きこもりのようなところがあるから心配。コミュニケーションが苦手だ」(文春オンライン)と話しており、彼は学生時代から引き籠りだったようです。

吉田は中学生の頃不登校になり、引きこもったといわれています。

20歳で一度就職するもすぐにやめてしまい、再び引き籠る生活に。

吉田と意思疎通を図ろうと、知人は数回、「近所の居酒屋で飲もう」と誘ったが、吉田は「出るのが億劫だ」と話し、一度も誘いに応じなかった。(文春オンライン:引用)

彼は成人後も外で仕事をすることや、知り合いとの交流もあまりなく過ごしてきたことがわかります。

「彼が持っていたのはガラケー。SNSには興味を示さず、ネットの情報も遮断していた」(同上・知人)というくらいですから、誰も彼のひきこもり生活の中身を知ることはできず闇だったといえます。

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吉田和人のクレーマーが凄かった

吉田は事件の数年前に父親が亡くなったのをきっかけに、酒屋の昔からの常連の客に酒の配達をするようになったそうです。

ところが、近所の人によると彼はかなりのクレーマーだったとか。

吉田容疑者の近隣住民がパラボラアンテナを設置したり、自宅のシャッターを変えたりすると文句をつけにきたり、周囲の景観が変わることに敏感だったことがわかっています。

「彼は自分のルールやルーティーンを乱されると、急にスイッチが入る。ある日、ガレージにシャッターを取り付けたところ、『勝手に外観を変えないでくれる!?うちの窓から見える景色が僕の全世界なんですよ』と怒鳴り込んできた」

テレビのアンテナの設置位置についても
「あまり外に出ないから自宅のバルコニーから見える世界が全て。景色を変えたくない」と言いがかりを付ける。

「室内の明かりを消して植物の影が外に写るから遮光性のカーテンを付けて欲しい。」

コンビニの店員に対しても「態度が悪いから店長を出せ!」の言いがかり。

強いては恐ろしい事に幼児性愛者だったのか、小学校の女の子を付け回して警察沙汰になった過去もあるのだとか…

当然近所では要注意人物として知られた人物で+超クレーマー体質で知られていたのだそうです。
(文春オンライン引用・知人の話)

「俺は20代後半から引きこもっている。ここの家しか(居場所が)ない」(同上)とも話すクレーマー吉田和人の抱えた傷害は、自分の居場所には誰も立ち入るなという行動に変化をとげ、女性殺害事件へと発展していったものと思われます。

吉田和人の母子依存

50歳近い吉田和人の母子依存の様子が注目されています。

母親と2人暮らしで、事件の出頭にも母親と一緒ということがわかり、どんな親子だったのか気になります。

2人は地域の清掃ボランティアにも一緒に参加するなど、常に行動を共にしていたというから驚きですね。

「(吉田母子)2人は何をするにも一緒。ある日、『明日は配達できません』と言うので理由を聞くと、『お母さんと一緒に町内会の旅行に行くから』と話していた」(文春オンライン)

吉田にとって、母親といることが安住できる唯一の世界であったということができるのですが、長年の引き籠りが招いた母子依存は、他者への思いりや関わりを排除するものとなったともいえそうです。

吉田和人の殺人犯の保釈と自殺の罪

吉田和人の初公判は2022年5月17日に予定されていましたが、2022年3月に吉田被告は保釈されていました。

保釈理由は不明のようですが、ホームレス女性を邪魔者扱いした非道な殺人事件の犯人を保釈したことに疑問の声も出ています。

また、彼は今年4月8日に渋谷区佐々塚のアパート近くで倒れていたのが発見され、死亡が確認されましたが、警視庁では吉田が近くの建物から飛び降りて自殺を図ったと見ています。

傷害致死でも殺人でも、被告人が死亡した場合は、決定で公訴を棄却しなければならず(刑事訴訟法339条1項4号前段)、吉田被告は刑事責任を科せられないまま、裁判は終結することになる。その点に釈然としない思いは残る。(令和電子瓦版・松田隆)

法的には、吉田被告の自殺でこの事件での刑事責任が問われず、裁判が終わるということで、保釈への疑問や、自殺さえも罪とする意見があがっています。

吉田は周囲に対し、公判への不安や家族に迷惑をかけたなどの悩みをもらしていたそうですが、被害者や遺族の無念はいかばかりかと想像できます。

吉田和人の突然の自殺で、全てが明らかにされないまま終わってしまうことが残念でなりません。

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おわりに

ホームレス殺人事件で逮捕・起訴された吉田和人が、4月に自殺していたことがわかり、哀れなホームレス女性の殺害犯でありながら保釈されていたことへの疑問が高まっています。また、彼の突然の自殺に驚くと共に、それによって裁判が終了する無念の結果を悼む声も絶えません。
資産家の酒屋の息子でありながら、引きこもり、自分の世界にひたるクレーマーと化した吉田の母子依存もかなりのもので、弱者を思う心がかけらもなかった彼の生い立ちがさらに注目を集めています。


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