23年1月16日に福岡市博多駅前で起こった女性刺殺事件の被害者、那珂川市の会社員川野美樹さん(38)。
川野美樹さんは博多美人で、女の子を持つシングルマザーであることがわかりました。川野美樹さんは昼夜働き、中州の売れっ子ホステスだったことも判明し注目されています。
川野美樹さんの生い立ち、中州の売れっ子ホステスの離婚理由をお伝えします。
川野美樹の博多女性刺殺事件
“(1月)16日午後6時15分ごろ、福岡市博多区博多駅前2の路上で「女性が刺された」「棒のようなものでたたかれた」などと複数の110番があった。
福岡県警博多署員らが駆け付けると、女性が血を流してあおむけの状態で倒れており、意識不明の状態で病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
現場から包丁のような刃物を持った男性が逃走したという目撃情報があり、同署は殺人事件とみて調べている。” (引用:「毎日新聞」)
博多の繁華街で人通りも多い道路脇で川野さんに馬乗りになり、何度も刃物う突き刺していたところを、通行人の目撃情報がありますが、あまりに異様な光景で口頭で「止めろ」と声で制止する人は居ても、実際腕力で制止する人はいなかったようです。
川野さんの遺体は上半身を中心に10カ所以上の刺し傷があったそうです。検視の結果死因は失血死。
あまりにも一方的な犯行に川野さんはなすすべもなく無抵抗状態で殺害されたと考えられます。
その後川野さんの元交際相手の寺内進容疑者(31歳)が、2日後の1月18日昼前に福岡市博多区内の路上で1人で歩いているところを発見され任意同行、博多警察署による事情聴取の中で犯行を認め、午後6時ごろ殺人容疑で逮捕されました。
川野美樹さんと寺内容疑者は、以前同じ飲食店で働いておりそこで交際するようになり、昨年別れたとのことですが、彼女へのストーカー行為が原因となり男は飲食店を解雇されたようです。
以降、男のストーカーがエスカレート、何度も電話がかかってきたり、待ち伏せされたりし、川野美樹さんは昨年から何度も警察に相談していたそうで、警察はストーカー行為の「禁止命令書」を交付し、自宅周辺をパトロールしていたということです。
そして別れた後、この男は飲食店を解雇され、そのことを逆恨みしてストーカー行為をしていたとのことです。
事件当日、川野美樹さんが仕事の帰り道、寺内容疑者に待ち伏せされていたようで、2人で歩く様子が防犯カメラに写っていたのが公開され、この映像の後、犯人が凶行におよんだということです。
川野美樹の生い立ち~博多美人の経歴
川野美樹さんは、事件当初の23年1月には福岡県那珂川市で、両親と娘との4人で暮らしていたといいます。
ですが元々は川野さんの出身は名古屋市だったようでその後一時期芸能界入りを目指していたからか、詳しい経緯は分かっていないのですが沖縄でも暮らしていた次期がある事が分かっています。
安室奈美恵に憧れていて、その為彼女らを輩出した沖縄アクターズスクールに通っていた次期があるのだとか。
事件発覚で出回った彼女の美しいビジュアルを見て、博多美人だと思った方も多いと思いますが、本来が福岡出身なのか名古屋なのか、それとも沖縄なのか現時点で詳しい情報は分かっていません。
沖縄にどれくらい在住していたか分かりませんが、その後はまた大阪に移ったあと自身の結婚離婚などの経緯もあって、その後約10年前福岡に引っ越してきたとのことです。
川野さんは以前住んでいた大阪で結婚し、間もなく離婚しており、現在11歳の娘がいました。川野さんは2011年6月に娘さんを産んでいますので、その前頃に結婚していると思われます。
川野さんは離婚後、地元福岡に移り、そこでエステサロンの代表を務めています。
エステの代表をしていた店は福岡の那賀川にある「YOSAPARK sunflower」だそうですが、すでに閉鎖しており、現在は博多駅北西にある派遣会社に登録し、派遣社員として事務の仕事をしていたようです。
川野美樹の学歴
冒頭でも紹介しましたが川野美樹さんは名古屋生まれ中学まで名古屋で過ごしていた事が分かっています。その後彼女の画像を見ても分かるように美しいビジュアルからか芸能界を目指した次期もあったとか。
高校に進学するも途中中退、その後沖縄に移住し沖縄の芸能養成所に入所し有名な沖縄のダンススクールに通い、芸能界での活躍を夢に努力を重ねていたようです。
川野さんはダンスが好きで、昔から歌手の安室奈美恵さんが好きだったから沖縄への移住をしたのだとか。
とはいえ、沖縄に十代で移住したわけですから、かなり大きな夢にかけていたのでしょう。
それまで美人で明るく、ムードメーカーといわれるほど周囲に好かれていた川野さんですが、その後大阪に移り住み結婚、その後離婚し、娘一人と地元福岡にかえってきていました。
川野美樹は博多美人中州の売れっ子ホステス
福岡で派遣社員として働く一方で、川野さんは九州一の繁華街中州の会員制高級ラウンジの人気ホステスだったという報道(文春オンライン)が出て話題を集めています。
昼は事務系、夜は中州の接客業をしていた川野さんは、ママを除けば最年長だったようですが、美人で明るく話も面白いと人気だったといわれています。
彼女目当ての客も多く、ユーモアがあり気さく、店の若いキャストの面倒見もよかったようです。
娘を持つシングルマザーとしてあくせく働きながらも、人柄の良さで知られ一生懸命な様子がうかがえます。
川野さんがラウンジのアフターとして使うバーの店員だったのが寺内進容疑者で、2人は22年春頃から同年10月頃には関係が悪化。寺内容疑者の尋常ではない束縛ぶりに辟易として川野さんが別れを望んだようです。
短い間ですが交際し別れたはずの2人ですが寺内容疑者の方が川野さんへの執着が強く、携帯電話の位置情報をチェックする、時に携帯を取り上げるなどの行き過ぎた行為を繰り返す為川野さんが警察に相談したようです。
福岡県警からもストーカー規制法にのっとった「禁止令」を出していたものの、効果があったどころか逆効果。
寺内容疑者は、更に川野さんへの執着を強くさせたようで、その後の行動は川野さんが昼間働く会社にまで、アポなしで訪れるなどの異様は行動を11月には起こしていたようです。
このような寺内容疑者の行動に警察からも引っ越しや、転職を勧められていたと言いますが、シングルマザーとして家系を担う彼女が簡単にそうした決断を下す事ができず、今回のような最悪のケースへと至ってしまったようです。
中州の飲食業関係者の話では、川野さんはここ数ヵ月寺内容疑者に脅迫されており、こどもがいて怖いからと夜の出勤はしていなかったといいます。
川野美樹の人物評
川野美樹さんの人物評は、「明るくて誰からも好かれる人」「苦労しつつも周りに助けられ頑張る明るい人」などといわれていたようです。
周囲の親族によれば、貯金の管理もしっかりしており真面目な一面もあったとか。
Facebookにも、友人らとの楽しいやりとりが多く見え、笑顔の写真や、11歳の娘の写真も多くあったといいます。
繁華街として有名な中州の売れっ子ホステスでもあったわけで、仕事仲間や客からも悪い評判もなく好かれる人柄であったことが広く知られています。
朝から晩まで働きながら、お母さんの顔もしっかりしており子供との楽しい時間を大事に過ごしていたようで本当にいたましいばかりです。
川野美樹の離婚理由
シングルマザーで11歳の娘がいた川野美樹さんは、数年前は大阪にいて、2013年頃離婚、福岡に戻って暮していました。
元夫は娘と連絡をとっていたようで、事件後も会話していました。
Facebookには過去の元夫や幼い頃の娘さんなどの家族の写真が幾つも上がっているようですが、最後の家族3人での投稿が2012年8月20日らしいのでこれ以降に元夫との離婚が成立しているのだと思われます。
今回の事件で元夫は娘からの一報で元嫁である川野さんが殺害された事を知ったようです。
子供からの「ママが殺された」と連絡があり、母親が亡くなったことに激しい怒りを感じ、一人残された娘が心配といいます。
妻は人付き合いが上手で明るく、殺されるような人物ではないとも答えています。
川野さんと元夫の離婚理由ははっきりしていませんが、元夫は子供を気遣っているようではあります。
若い頃からの一生懸命さと明るい人から愛される性格は変わらず、シングルマザーとしても人一倍頑張っていた川野美樹さんが哀れでなりません。
おわりに
博多女性刺殺事件の被害者川野美樹さんは、幼い頃芸能界を夢見て有名な沖縄の「アクターズスクール」に通っていました。大阪で結婚し離婚、娘をもうけ地元福岡で派遣社員をしながら、中州の売れっ子ホステスとしても働いていたことがわかっています。
恋愛関係でいくら自分の想いが成就しなかったとしても一方的な想いから恨みに変え女性の未来を奪った事は決して許される行為とは思えません。まだ幼い娘さんの気持ちを考えるといたたまれない気持ちでいっぱいです。ただただ川野美樹さんのご冥福をお祈りします。
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