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【生い立ち】青木政憲の殺害動悸と前兆!引き籠り気味の性格と経歴も

青木政憲 事件

長野県中野市で起きた立て籠もり事件の容疑者青木政憲(31歳)が4人の犠牲者を出し、ようやく逮捕となりました。

悲惨な事件を起こした青木政憲の父親は長野県市議会議長の長男だという事実も発覚、既に事件翌日父親の青木正道さんは辞職願を出し受理されました。

加害者が育った生い立ちから経歴まで事件の発端となった前兆などあったのか、青木政憲の人物評までを追ってみようと思います。

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青木政憲プロフィール

名前:青木政憲(あおき まさのり)

出身:長野県中野市大字江部

年齢:31歳(23年5月25日時点)

職業:ジェラード店長・農業

容疑:銃刀法違反・殺人

青木政憲の家族構成

青木政憲容疑者の家族構成は、現時点で事件翌日である5月26日に市議会議員を辞任した父親青木正道さん(57歳)に母親律子さん、弟、妹の5人家族である事が分かっています。

元々地元長野で大々的に果樹園を経営している家系だということなので、もしかしたら年齢的にも祖父や祖母の存在もあるのかもしれません。

また新たな情報が入ったら追記したいと思います。

青木政憲の生い立ち

冒頭でも紹介しましたが青木家は、やはり大昔から地元長野の地で果樹園を経営しており、現在の容疑者父親で13代目「マサノリ園」を所有する地元では資産家として知られた一家でした。

父親の正道さんも果樹園を運営する傍ら10年ほど前に市議会議員に当選し、議員としても活躍する傍ら、一家が経営する果樹園を生かしたジェラート店を2019年に軽井沢に出店。

 

この軽井沢でのジェラート店がヒットして去年の22年には地元長野県中野市にも2店舗目を経営するなど多角的に現代の農業を経営するべく積極的な経営を行っていたようです。

 

容疑者となった長男の政憲もジェラート店の地元長野での経営に携わり、自ら経営する【アグリサポート】農薬販売も行い、果樹園の果物を筆頭に、地元農家の果物を中心に、農家支援のようなスタンスでジェラート店を経営。

長野店と軽井沢店の2店舗を経営するなど、積極的な経営でやり手だったようです。

 

一方で母親の律子さんは容疑者となった長男の政憲さんと共に地元長野のジェラート店を切り盛りする傍ら、フラワーアーティストとして地元公民館でスクール講師を務めるなど、積極的な地元とのかかわりあいがある一家だった様子が伺えます。

大昔からの果樹園の跡取り息子として農業経営とそれらを生かした新たな商売としてジェラート店まで経営し、市議会議員の顔を持つ父親に、習い事の講師やジェラート店の看板としてお店を切り盛りする母親。

 

そんな何不自由ない青木家に怒涛の如く起きた今回の事件、事件が起きて容疑者である息子政憲さんが立て籠もりしながら散弾銃で殺害したとの報道を聞き、事件の様子とその容疑者が我が子である事を知った父正道さんは、容疑者と息子の特徴の一致に膝から崩れ落ちていたそうです。

 

 

青木政憲の生い立ち~経歴

容疑者の青木政憲のこれまでの経歴を調べてみました。

一時情報錯乱の中、容疑者が元自衛隊員では~との情報があったようですが、この自衛隊員と言うのは容疑者政憲の弟さんだとのことが現時点で言われています。

小学校は中野市立平野小学校を卒業し、中学は中野平中学校を卒業、その後高校は学校名は出ていないものの地元の県立高校(進学校)に通って卒業した事が分かっています。

子供の頃から水泳と野球を習い、当時から母親はかなり教育熱心で中学での野球部での試合も、どんな小さな試合にも母親は応援に駆けつけていた程だったそうです。

ただ小学校何年生くらいからかは記載されていませんが、近隣住民によると小学生から「ひきこもっている」との話は両親から聞いた事があるとの情報もあり、幼少期の頃からその片鱗はあったようです。

そうして教育熱心な家庭環境の元、高校も毎年東大合格者が1人は出ると言われる進学校に入学する程の学力があった容疑者は、都内の農学科がある大学に進学する程優秀だたようです。

 

その後大学に進学したようですが、大学は首都圏の大学に進学したものの、卒業目前で中退したらしく、その後地元に帰郷して実家の農業を手伝う形で、事件当時はジェラート店の経営を手伝っていた事が分かっています。

 

青木政憲の立て籠もり殺害動悸

もともとかなり大人しく最近でも引き籠り気味状態だったと近隣住民の人が言うほど、印象に残らない大人しい人物評だった青木政憲容疑者ですが、それほど大人しい人物が今回の立て籠もり事件を起こし見ず知らずの人を殺害する動悸とは一体何があったのでしょう。

 

1つの要因として、もしかしたらと思ったのが、政治家でありながら多角的な経営者としての顔を持つ父親正道さんは去年11月にも新しい事業展開の為自宅を担保に300万円の借金を負っていたという情報があります。

【追記】5月27日の報道でこの300万円は容疑者政憲が自分の名義で借入したとの情報も、この事業展開の自宅を担保とした300万の借金が元となり、その新事業は芳しばしくなかったようで、赤字経営が続いており家族間でそうした事業の赤字の事実が発端となり家庭内はギクシャクしていたようなのです。

政憲容疑者もこうした借金のストレスで重圧を感じて、ノイローゼ気味だった可能性も強いようです

 

もしかしたら容疑者の青木政憲も、ジェラート店を任されていた以上そうしたストレスが今回の立て籠もりやその後の勢い余って殺害までしてしまった、と言うことが動悸になっているのではないでしょうか。

 

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青木政憲の事件の前兆

今回の青木政憲容疑者の犠牲者となったのが近隣住民の女性村上幸枝さん(66歳)ともう一人近所付き合いがありウォーキング仲間だった竹内靖子さん(70歳)が背後から容疑者にサバイバルナイフで刺されて死亡しています。

 

この2人の女性はウォーキングが趣味でいつも青木容疑者の自宅周辺を、夕方(午後4時半)の時間帯にウォーキングしているのが日課になっていたそうです。

事件後の事情聴取で容疑者はこの2人の近所の女性が

「自分の悪口を言っているから、殺してやろうと思った」「ののしられたと思い殺害した」と供述しているそうです。

この事からも、たまたま散歩コースだった青木容疑者の自宅前を通る際に、女性2人なら談笑しながらウォーキングしていただろうと想像しても、この談笑が自身の自宅前で引き籠りガチな容疑者には一方的に自分の事を悪く言われているとの思い込みに繋がったのでしょうか。

正直容疑者の年齢31歳と被害者女性の年齢層からは親子以上の、歳の差があり、ほぼ接点などなかったはずです。

 

近隣住民の情報にも、この2人の被害者女性と青木容疑者の自宅は直線で700m離れておりまた国道403号も挟んでの距離だったから地区も違い接点がない。

その為「なぜ被害にあったのか分からない」と言われているようです。

もしかして、2人の日課のウォーキングの際の談笑が自身の悪口だと思い込んでの今回の待ち伏せ狙い撃ちでの殺害だとしたら…恐ろし過ぎます。

 

【追記】5月25日の事件前日の24日夕方6時半頃政憲容疑者の自宅前で男性3人と話し込んでいる様子が見られています。この時の様子を普段引き籠り気味で滅多に姿を見せない政憲容疑者が、他人と話している事に珍しいと思った事と、政憲容疑者が一方的に怒っていて揉めてる風だった、との印象を受けたのだとか。

 

コレが事件前日の様子だった事からも、事件の予兆やきっかけになっていたとしたら一体何をもめていて政憲容疑者は何が気に入らなかったのでしょう。

 

青木政憲の引き籠りの原因

冒頭の生い立ちでも紹介しましたが、成績優秀で都内の農学科に進学した容疑者でしたが、東京の大学は卒業を目前にして退学した事が分かっています。

卒業目前というと、早くても3年生時やまさかの4年生時と想像できますが、この大学生活が容疑者には最後まで馴染めなかったという情報があります。

 

もしかしたらこの時の都内での大学生活での1人暮らしが孤独を募らせ、幼少期よりそれほど喋る印象ではなかったと言われる政憲容疑者にとっての、引きこもりの原因になったのかもしれません。

 

地元長野に帰郷後は、父親の正道氏から見ても周囲に「息子がふさぎこんでいる」と漏らすほど家族や他人と孤立した状態に陥っていた様子だったようです。

とは言え13代続く果樹園の跡取り息子、何とか地元長野でいずれ跡取り息子として奮起して欲しいという願いもあって農園のネーミングも「マサノリ農園」と命名したようですが…

 

周囲から見ると、当の本人はまるでヤル気がないように見え、かえってそうした両親の思い入れが政憲容疑者にとってのプレッシャーとなっていた可能性もあるのかもしれません。

青木政憲の性格

中学時代の政憲容疑者は、現在ほど対人関係で孤立していた様子ではなく、友達も多かったと同級生の証言で明らかになっています。

 

ただ当時から自分から積極的に人に話しかけるようなタイプではなく、暗くはないが独特の雰囲気を持って自分の世界を持っていたのだとか。

良く勉強していたし成績も良かったというが、平たく言えば大人しく優等生、彼女がいそうだった雰囲気はなく高校の同級生の証言でも

「悪い印象は無いがおとなしくて何を考えているのか分からなかった。友達の輪に入るタイプではなかった」

静か・大人しい・無口

決して悪い印象では無いかもしれませんが、周囲の大人から見ても「最近はあっても挨拶もしなくなった」と言う情報からもかなり孤立して自分の殻に閉じこもっていた可能性があります。

それとは対照的に3年ほど前から狩猟の免許を取得して今回の事件の凶器となった散弾銃も所持。

今回は冒頭で被害者女性2人へ被害者へ妄想的誤解を持ちサバイバルナイフで女性らを刺し殺し、その後駆け付けた警察官2人にも「殺人をしたから殺されるかもしれない。」などの最もな理由で現役警察官2人に発砲して銃殺しています。

一見大人しく静かに見えた容疑者の内側には、秘めた想いで馬鹿にされたくない、馬鹿にされたら殺さなくてはイケないなどの異常な思い込みが刷り込まれていたのかもしれません。

 

精神鑑定がこの事件でもされるだろうと思いつつ、猟銃を所持する時点で、精神疾患などの検査は十二分に済まされています。

それらをクリアして銃を所持していた政憲容疑者に精神的な疾患があったとも思えず、そう思えば思うほど闇深い彼の妄信的な性格が災いして、激しく被害者妄想が災いして今回の事件の発端となったのかもと思うと空恐ろしい事件だとしか言いようがありません。

 

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おわりに

長野県中野市の13代も続く果樹園の跡取り息子が起こした不可解で残忍な事件は、容疑者とほとんど接点の無い近隣女性2人とその2人の殺害で駆け付けた警察官2人を銃殺の4人もの犠牲者を出した最悪の結果となってしまいました。

容疑者がほぼ接点のない近隣住民に「悪口を入れれていた」との激しい思い込みは、やはり精神的に相当危険な領域に達していたのだろうと推測する事ができます。そして警官2人を銃殺した時も笑っていたとの情報が、彼の学生時代や人物評はどれも大人しく真面目との人物評だが、その評判が事実だとしたら、表の顔と裏の顔が政憲容疑者にはあったのかもしれません。

狩猟の免許を取った理由は何がきっかけだったのか?犠牲者のご冥福をお祈りすると共に事件の解明が待たれます。

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