実業家の生い立ち

角川春樹の生い立ち~霊能力エピソードと婚姻歴6回のモテ男の生涯

角川春樹アイキャッチ 実業家の生い立ち

かつて角川映画ブームを巻き起こし、出版界・映画界の風雲児と呼ばれた角川春樹。彼は1976年の『犬神家の一族』を皮切りに、多くのヒット作を送り出した角川映画の仕掛け人です。

角川春樹については、その輝かしい経歴の裏に驚きの霊能力エピソードや、6回もの婚姻歴があるモテ男の姿があり話題になっています。

角川春樹の生い立ち、霊能力エピソード、婚姻歴6回の脅威的モテ男の波乱の生涯をお伝えします。

角川春樹プロフィール

氏名:角川 春樹(かどかわ はるき)
出生地:富山県
生年月日:1942年1月8日 (80歳)22年7月時点
職業:日本の実業家、映画監督、映画プロデューサー
俳人、冒険家。角川春樹事務所会長兼社長。宗教法人明日香宮宮司
学歴:國學院大學渋谷キャンパス
配偶者: ASUKA(2011年から)
子女:角川慶子、角川太郎
著名な家族: 角川源義(父); 辺見じゅん(姉);角川歴彦(つぐひこ)
(弟); 角川慶子(娘)
受賞歴: 日本アカデミー賞 話題賞 作品部門、日本アカデミー賞
協会特別賞、日本アカデミー賞 特別賞企画賞

角川春樹の生い立ち

角川春樹は、富山県中新川郡水橋町(現・富山市)に生まれ、東京都杉並区に育ち、父は角川書店の創業者の角川源義でした。

彼は杉並区立杉並第五小学校・杉並区立天沼中学校から國學院大學久我山高等学校に進み、高校在学中は剣道部に所属していました。

角川は早稲田大学第二文学部史学専修を受験し合格したそうですが、國學院大學理事の地位にある父の懇願で國學院大學文学部に進学し、大学在学中は拳闘部に所属してボクシングに熱中したといいます。

角川春樹はその破天荒さでも有名で、大学3年の時には、渋谷ハチ公前で全学連相手200人に一人大立ち回りを演じ、新聞沙汰になったことがあったとか。

このように若い頃から破天荒な半生を歩きて来た角川春樹だが、やはり家庭でのその立ち位置もこうした角川の破天荒ぶりを全て受け入れてきたかと言えば全く違い、父親からは4回も勘当され実の母親とも縁を切ったりと、なかなかのハードな親子関係だった模様。

兄妹は角川春樹の学年2歳年下に弟がおり、かつては自身の逮捕劇から実弟の歴彦(つぐひこ)と父が創設した角川書店から追い出したり、追い出されたりとココもまた平穏とは言い難い兄弟関係の模様。

角川春樹は若い頃から神がかったような発言も多く「俺の魂はスサノオノミコト」だと主張したり、武田信玄などの生まれ変わりと称するなど当時から風変りな人としても知られています。

毎日、祝詞とお経をあげ、「私は絶対だ。私は完全だ。私は神なのだ。」と唱えてたともいわれています。

普通に考えたらかなり危ない人にカテゴリされそうな角川春樹ですが、80歳となった現在でも出版業界や映画界で一角の人物として注目される角川春樹のこれ以降の経歴も見てみましょう。

角川春樹の経歴

角川春樹の経歴を簡単にあげておきます。

・1964年:國學院大學文学部卒業。創文社に入り、半年ずつ修業。

新宿3丁目でスナック「キャッツアイ」を経営し、昼はサラリーマン、夜はバーテンという二重生活を送る。

・1965年:父親の創業した角川書店に入社。
・1971年:編集局長就任。
・1975年:父角川源義死去に伴い、角川書店社長に就任。
・1976年:旧角川春樹事務所を設立。角川映画製作開始。
・1984年:群馬県嬬恋村の神社、明日香宮(宗教法人)宮司に就任。
・1992年:(経営路線の相違から)実弟の角川歴彦を角川書店から追放。
・1993年:コカイン密輸事件(角川書店カメラマンが米国からコカイン密輸入無罪を主張するが実刑判決)
に関与し千葉県警に逮捕され、それに伴い角川書店社長を退任。(実弟歴彦が社長就任)
・1994年:1億円の保釈金で保釈。
・1995年:現・角川春樹事務所設立。
・2000年:最高裁で懲役4年の実刑判決。角川春樹事務所社長を辞任し、特別顧問に就任。(服役後2004年仮出所)
・2006年:尾道大学客員教授就任。映画製作に復帰。「男たちの大和/YAMATO」(2005)など。
・2009年11月:角川春樹事務所会長兼社長に就任。
・2019年10年ぶりの自身最後の作として、映画「みをつくし料理帖」(2020・10・16公開)を監督。

出版と映画、音楽など複数のメディアを組み合わせて展開する「メディアミックス」を開発した角川春樹は、「角川映画」を生み出し、発展させましたが、逮捕歴や社長辞任の波乱の人生を送ってきたことがわかります。

1976年より映画をプロデュースし『犬神家の一族』(76年)、『野性の証明』(78年)など次々とヒットを飛ばし、角川映画の全盛期を築きました。82年には『汚れた英雄』で監督デビュー。

俳人としても精力的に活動し、06年に「河」を主宰、数々の受賞歴を持っています。

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角川春樹の霊能力がヤバい

昔から角川春樹の霊能力がヤバいと評判のようです。

霊感や霊能力にまつわるエピソードもあり、スピリチュアルな人格は自身や周囲の人々の口から語られており話題になっています。

角川春樹は、3歳の時から何度もUFOの編隊と宇宙人を目撃しており、一度は宇宙人と会ったというから驚きです。角川は自分が宇宙を遊泳する意識があるといい、35歳の時には自身の神通力に気づいたのだとか。

また自分の魂はスサノオノミコトと断言し、ある旅館では天狗の封印を解き、従業員が天狗を見たと発言するというミステリアスなこともあったようです。

角川春樹は、1996年にはオカルト系雑誌『ボーダーランド』を創刊し、翌年からはオカルト系書籍を刊行するボーダーランド文庫も創刊しています。

尿道結石で闘病中だった漫画家の手塚治虫さんの手を握って治し、お礼として『火の鳥・太陽編』を角川書店の『野性時代』で連載してもらったエピソードも残っています。

角川春樹は予知能力もあるといい、地震が起きるのもわかるし、止められもするというからびっくりですね。

第三者から聞くとそこまで言うかと言う発言のオンパレードですが、実際にその驚きの霊能力を感じたという人が存在するのだから恐ろしいです。

角川春樹の伝説級エピソード

角川春樹の伝説級エピソードが色々伝わっており、その不思議な人格が彼の特異性を際立たせています。

角川は世界最強の人間を自負し、2.5kgの木刀を9時間かけ一日3万3100回振ったともいわれています。

また、海に沈んだ戦艦大和は、潜った瞬間自身が初めて発見したと話しているとか。

角川春樹は、武田信玄、神武天皇、天武天皇、ヤマトタケルなどの生まれ変わりを自認しており、やたらと神がかった発言が多いようです。

最後の監督作品映画と言われている「みをつくし料理帖」は、伏見稲荷大社のある稲荷山に親子3人で登った時に出会った天狗のお告げがあってできた作品なのだとか。

またこの作品の完成披露試写会イベントでは、撮影時に角川監督が雨予報が出ているのに「きょうは降らないから、雲切りしてきたから」と予言、結局雨は降らず撮影を行い、彼の伝説を体感したと俳優窪塚洋介がコメントしていました。(Drama&Movie)

昔から持っているとする自身のパワーを認め、それによって動く人生を重ねてきた角川春樹には、誰もが不思議な力を感じてしまうようです。

角川春樹は婚姻歴6回のモテ男

角川春樹は、御年80歳にして現在まで婚姻歴6回のモテ男だったといわれています。

現代ではひと昔前の倫理観とは違い2回や3回の婚姻歴も珍しくなくなった時代とはいえ、御年80歳の角川春樹が6回もの婚姻歴を持っている事にはやはり驚きと共に、奇想天外で破天荒な発言や、それに伴った激しい人生を歩んできた角川春樹ですが、やはり女性には魅力的な男性なのでしょう。

6回です。ビックダディー張りのこの婚姻歴は、ビックダディーとは訳が違いやはり男性としてモテ男だと捉えて当然の結果なのかもと思ってしまいます。

角川春樹は、1965年に最初の妻・佳子さんと結婚し長男をもうけるも、1973年10月に離婚しました。

しかも驚くのは、その月のうちに2人目の康子さんと結婚し、11月22日に角川慶子さんが誕生しますが、結婚からわずか2ヶ月あまりの12月14日には康子さんと離婚。

その後、今度は清子さんと結婚し、12月中に第三子が誕生。ところが清子さんとも1976年11月に離婚。

同月に佳子さんと再婚し、1998年5月に離婚。

2001年9月に5人目の妻となったのは、作家の柘いつかさんですが、2003年7月に離婚。

結婚後すぐの離婚もあり、合計5回の離婚とはびっくりですね。そして現在の若妻が6度目の結婚となるのですが、その年齢差とよもやの子供にも恵まれているという事実に更に驚きを覚える人も少なくないのではないでしょうか。

やはり彼自身が発言するように、「私は絶対だ。私は完全だ。私は神なのだ。」が本人はマジで言ってそう?と思えてきたりするレベルの半生なのです。

角川春樹の現在嫁と子供の年齢に絶句!

角川春樹の現在の嫁と子供の年齢も話題になっているようです。

そんな角川春樹の現在に至るまでの婚姻歴は驚く事に、当時69歳で(2011年)に6人目となる現在の嫁と結婚しています。

しかもしかも彼の嫁は、40歳年下(当時29歳)の山田友美さんで、現在10歳の息子が一人いるというのも凄いですね。

角川さんは「90歳で息子の成人した姿が見たい」とコメントしているそうで、まだまだ元気いっぱいの様子に驚かされます。

山田友美さんは、角川春樹の秘蔵っ子と言われたことがあり、彼が発掘した歌手で「ASUKA」という名で2007年にデビューしています。

この2人の結婚には角川春樹の子供は反対したそうで、特に娘の角川慶子(2人目の妻との子)さんは、ASUKAさんは「まるで死神」との辛辣な言葉を残しています。

慶子さんは、2022年現在はライター、タレントとして活動中ですが、ブログでの肩書は保育ビジネスプロデューサーで、保育園やベビーシッター派遣会社の経営およびプロデュースをしているようです。

保育ビジネスに乗り出し、認可外の保育施設「駒沢の森こども園」を経営しています。

40歳も下の嫁で、現在子どもは10歳という角川春樹ももう80歳、また離婚は有り得ないと思いますが、結婚についてはかなりオープンな人といえそうです。

また希代の女好きだったとしても(そうは見えないが)何かしら人間的にも男性的にも抗いがたい魅力があり女性にモテるから故の5度の婚姻歴なのは確かなのかもしれませんね。

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おわりに

角川春樹の生い立ちから現在までを駆け足で追いかけてきましたが時代の寵児として自らの父が創設した角川書店を一躍有名にしたのも角川春樹の存在あっての事。かつて少女だった薬師丸ひろ子を女優として見出し、一躍スター女優としてデビューさせ、それと同時に会社も大きく業界でも盤石の地位を作った角川春樹の率いる角川書店の今後の活躍と現役さながらで80歳の現在もボクシングジムで汗を流す角川春樹の活躍にも注目していきたいと思います。


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