棋士の生い立ち

仲邑菫の生い立ち~両親の英才教育と韓国留学に脅威の経歴が凄い

仲邑菫アイキャッチ 棋士の生い立ち

最年少記録をどんどん伸ばす将棋界の異端児と
して注目を集める藤井聡太さんの活躍で注目を
集めている囲碁業界。

その囲碁の業界から今月の5日に史上最年少
プロ棋士が誕生したのをご存知でしょうか?

史上最年少プロ棋士の名前は仲邑菫(なかむら すみれ)
さんです。

弱冠9歳で注目を集める天才棋士と言われる仲邑菫さんは
どのような人物なのか、どんな環境でその生い立ち過程を
過ごしてきたのか、まだ短いここまでの成長過程を調べて
みました。

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仲邑菫のプロフィール

名前:仲邑 菫 (なかむら すみれ)

生年月日:2009年3月2日

年齢:9歳

居住地:大阪市

生誕地:東京都

仲邑菫の生い立ち~両親からの英才教育

弱冠9歳の菫さんが今回このような世間からの注目を
集める天才少女となるまでに、どんな生い立ちを過ごして
きたのでしょうか。

完全に成長過程である彼女のここまでを追ってみましょう。

仲邑菫さんは現在小学四年生で周りの小学生と変わらず
学校に通っています。

そんな仲邑菫さんですが、囲碁を始めるきっかけが
2つありました。

・両親の影響

・家に囲碁が置いてあった

両親の影響力は言うまでもありません。

父親(信也さん)日本棋院関西本部九段のプロ棋士
母親(幸さん)アマチュアで六段の実力者です。
母親
お母さんと・・・これはもう少し小さい時かな?
本当あどけなくて見た目は可愛い女の子そのもの・・・

両親がこれだけの実力者だとこれだけ有望な
子供が生まれても不思議ではありません。

家に囲碁があったというのは、これはいたってシンプルな理由ですよね。

子供と言うのはいわゆるスポンジのような感じです。

良くも悪くも、なんでも純粋に吸収してしまいます。

そんなスポンジのような仲邑菫さんに良い環境を
作ったから天才的な仲邑菫さんに育ったのでしょう。

近くにあったから、おもちゃのような感覚で遊ぶ。

それから次第に興味を抱くようになり、3歳になって
ルールを覚えて毎日対局するようになったのです。

3歳でルールを全て覚えてからは、1日6時間〜9時間
程度の練習をしているのには驚きを隠せません。

5歳から風格を出し始めて、大会で優勝し始めて
2017年にはプロ候補生の院生となります。

仲邑菫さんのプロ棋士になるための大きな転機と
なったとも言えるのが、2018年4月の小学
2年生の時に韓国に留学した事です。

母親の幸さん曰く韓国は囲碁界の中でもかなりの
競争力が激しい国として知られているそうです。

まだ幼い娘に思い切って競争力の激しい異国の
韓国に年齢を理由に躊躇せず留学させたことが
菫さんの本来生まれ持った才能と、それに負けない
負けず嫌いな性質とで、更なる飛躍になったようです。

環境に負けない強い心や、強い強豪がいるからこそ
負けたくない、もっと強くなりたいという強烈な
モチベーションが持てるというのも一流になる人の
特徴です。

幼いながらにも、その片鱗を母親や父親が見抜いて
いたからこその韓国留学だったのでしょうね。

ある意味両親も凄いです。

それでも、ここで実力をつけていたことが
成長した要因になったようです。

仲邑菫の7歳での韓国留学

仲邑菫さんは小学2年生(7歳)の時に
韓国に留学し、名門である
「韓鐘振(ハンジョンジン)囲碁道場」
で研鑽を積んだのです。

しかし、義務教育を終えていなかったので
日本と韓国を往復する生活を繰り返していました。

韓国と日本の往復を時間で算出すると、片道
だけでも3時間程かかる事がわかりました。

小学生からこんなに移動ができてしまうなんて
凄すぎますよね・・・。

韓国に留学したこともあってか、韓国語は
かなり流暢になり両親の通訳係になって
いるそうです。

やはり元々頭も良いんでしょね・・・

それにしても韓国がいくらお隣の国とはいえ
両親の菫ちゃんに対する入れ込みも凄い。

韓国と日本を行き来って、小学2年生の子の出来る
事ではありません。

やっぱり両親の手厚いサポートがあってこそだと
言えるでしょう。

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仲邑菫の脅威の経歴

何度も言いますが19年1月時点で9歳の菫ちゃん
のまだまだ短い生涯ですが内容がもう半端ない
ので一応経歴を紹介しましょう。

2012年(3歳)に囲碁を覚えて、2012年10月頃
(3歳7カ月)で囲碁の大会に初出場します。

3歳で大会に出場する事がすごい事です。

2014年(5歳) 関西アマ女流囲碁名人戦Bクラスを優勝。

2015年(6歳/小学1年生)、大阪市内の小学校に通学を
開始しました。

2016年(7歳/小学2年生)、少年少女の全国大会に
出場を果たし、

2017年4~12月(8歳/小学3年生)は、関西棋院の
院生として過ごします。

2018年4月(9歳/小学四年生)には韓国に短期留学
して技術を学びます。

2019年1月、採用制度「英才特別採用推薦棋士」
の第1号に選出されました。

2019年4月~日本棋院の関西総本部に
所属する予定です。

まだまだここからが始まりと言っても過言でなない
菫ちゃんの快進撃に目が離せそうにありませんね。

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おわりに

今回は日本が誇る天才少女、仲邑菫さんを特集いたしました。
彼女から学べることは数多くあると思いますが、「諦めない」これに尽きるのだと思います。
藤井聡太さんが昨年世間で大変話題になった時将棋界が注目されましたが、その当時特集でやっていて印象に残った言葉が恐らく今の菫ちゃんにも共通するモノがあるのかもしれません。
将棋に遅咲きの天才は居ない~恐らく囲碁の世界にも共通するものがあるのではないでしょうか。
彼女の影響で今ではお子さんを囲碁や将棋の学校に入れるのは流行ってきています。
このようなニュースがあるたびに、囲碁業界が盛り上がっているので今後の業界の発展に期待がかかりますね。


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