女性から絶大な人気を誇るブランドCHANEL
(シャネル)の創設者であるココシャネル。
香水からファッションまで今でも一流ブランド
として女性なら一度は持ちたいブランドですよね。
そんな創設者のココシャネルの生い立ちから人生は
常に挫折や絶望と背中合わせの人生でした。
それでも最後まで人生を諦めなかったシャネルの
栄光を味わいながら不平等に対して闘いつづけた
強さば反逆精神にあふれ様々な名言も残されています。
仕事や恋愛など何事にも妥協を許さない彼女の
人生を生い立ちから追ってみようと思います。
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ココシャネルの生い立ち~母との別れと孤児として
ココシャネルさんの本名はガブリエルシャネルです。
彼女は貧しい露天商の父と体の弱い母の元で
フランス南西部のオーヴェルニュ地方ソミュール
と言う場所で1883年8月19日に2番目の娘として
誕生しました。
父親のアルベールシャネルは、自分はいつか成功すると
夢を追って家にあまり帰ってきませんでした。
そして女性にもだらしない一面もあったようです。
そんな父親でしたが母親のジャンヌドゥヴォルは
そんな父にとても愛されていたそうです。
ココシャネルさんには姉のジュリアとアルフォンス
アントワネット、リュシアンという妹弟がいました。
5人の子供のために母親は働き詰めでしたが
父親は地方に仕事へ行ってなかなか帰って
きませんでした。
ココシャネルさんが12歳になる1895年に
母親が病気で亡くなりました。
父親は5人の子供を養うことができず父親は
養子や孤児院へ子供を出しました。
その為ココシャネルは18歳まで孤児院で
生活されていたそうです。
このことでココシャネルさんは心に大きな傷を負い
父親に憎しみを持って生きることになりました。
ココシャネルの成り上がりは愛人から
ココシャネルは孤児院を出たあと、孤児院で
裁縫を学んだ経験からお針子の仕事をし、その傍ら
キャバレーの歌手としても働き始めました。
そこで歌手としてやっていきたいと思い
オーディションを受けますが落選続きで
歌手としての夢は諦めたそうです。
歌手としての夢を諦めたココシャネルは「囲われ女」
現代で言う所の(愛人)として、裕福な将校
エティエンヌバルサンのもとで暮らすことになります。
バルサン邸で退屈しのぎで制作した帽子のデザインが
認められ、バルサンの援助を受けて1909年に帽子の
アトリエをオープンしました。
当時のココシャネルが作る帽子は、余計な装飾品を
排除したとてもシンプルなデザインで、それが逆に
斬新に見え当時のファッションに興味のある若い女性を
中心にたちまち評判になります。
この事に気を良くしたシャネルは、普通の女性のように
誰かの妻や母になる事より自立した女性としてデザイナー
としての成功を夢見るようになったと言います。
そして、ココシャネルはお店を拡大したいと
思うようになりましたがバルサンは女性が
働くものではないという考え方の持ち主で
その結果二人は別れる結果となったようです。
その後生涯愛した男性のイギリス人青年実業家
アーサーカペルとの交際を始めました。
パリのカンボン通りに帽子専門店「シャネル・モード」
をオープンさせたのですがその投資者はカルペだそうです。
意外にも当時の時代に孤児院からの出生を持つ女性が
事業をするのが特殊な事だったことか。
今でも人気ブランドのシャネルは愛人として事業を
成功させる為にパトロンに出資してもらったことが
最初のシャネルの成功となっているのです。
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シャネルは猛烈チェーンスモーカー!
彼女の数々の残された残された写真を見ると華奢な
ボディに凛としたモノトーンのシャネルスーツ。
そしてエレガントの象徴であり自身のブランドルーツ
にあるハットがとってもエレガンスな姿として数多く
残されています。
そしてどんな時にも必ず欠かせなかったもう一つの
アイテムが右手にタバコ。
シャネルは今の時代にはそうそういない、凄まじい
チェーンスモーカーだったことでも知られており
そのチェーンスモーカーぶりは周囲の人間曰く
こう言われる程。
「シャネルがタバコを消すのは、次の1本に火を付ける時だけだった」
こういわれる程の凄まじいチェーンスモーカ
だったそうです。
モデルらには「クソババア」ファッション界では
「皆殺しの天使」となんとも言えないネーミングで
悪名高かったみたいです。笑
そういわれてみたらあらゆるシーンで
右手にタバコを持ってるシャネル。
たとえ服作りでモデルの採寸をするときでも
咥えタバコをしていたシャネル。
しかも晩年まで・・・
咥えタバコがまた超様になっててオーラが
半端ない。
ココシャネルの名言
今では知らない人がいないレベルの有名ブランド
であり、老若男女問わず憧れのブランドのアイコン
でもあるシャネルはその人生が映画として放映される
程歴史に名を残す人物です。
そんな彼女の人生を賭けて残された名言も色々残って
います。
シャネルの名言は名言集として本を出しているほどです。
悩んでいる時、泣きたい時、くじけそうな時などに
自分を奮い立たせてくれうるような言葉がたくさんあります。
いくつか私のおすすめのシャネルの
名言をご紹介します。
「美しさは女性の『武器』であり、装いは『知恵』であり、謙虚さは『エレガント』である」
「実際にどう生きたかということは大した問題ではないのです。大切なのは、どんな人生を夢見たかということだけ。なぜって、夢はその人が死んだ後もいき続けるのですから」
「天分は、持って生まれるもの。才能は、引き出すものよ」
「大恋愛も、耐え忍ぶことが大切です」
「失敗しなくちゃ、成功はしないわよ」
「最も勇敢な行為は、自分で考え続けること。そして声に出すこと」
「翼を持たずに生まれてきたのなら、翼をはやす為にどんな事でもしなさい」
「20歳の顔は自然の贈り物、50歳の顔は、あなたの功績、女は40歳を過ぎて初めて面白くなる」
「お金は儲けるために夢中になるのではなく、使うためにこそ夢中になるべき」
「私は日曜日が嫌い、だって誰も働かないんだもの」
「恋の終わりは自分から立ち去ること」
「その日ひょっとしたら運命の人に出会えるかもしれない。その運命の為にも出来るだけ可愛くあるべきだわ」
ココ・シャネル
20世紀を作った女シャネルを知りたい方はこの本もおススメです!
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死して尚彼女の名はかたられブランドは今だに全世界の
憧れの対象となって残っていることを考えると、この
名言もかなり深いい名言なのでしょうね。
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おわりに
ココシャネルの不幸な生い立ちから彼女のシャネルとしてのルーツが愛人からスタートした事。そして名だたるデザイナーの一人としての人生を生きてそれらの経験から残した名言などをご紹介しました。
シャネルの誰にも媚びないポリシーを持った生き方と名言は私たちの胸に響くものばかりですね。自分をしっかり持ち、自信を持って生きていくことは簡単なようで実は難しいことでもあります。シャネルの生き方は誰が見てもかっこよく憧れてしまします。ブランドアイコンとしてシャネルの生き様が今もシャネルというブランドに生きているのだな~と思うと灌漑深いものがありますね。いつか憧れのシャネルを自分の力で買わなくっちゃ~ですね。
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