1990年代その非凡なダンスの腕前で人気を得たtrfのサム。
大物歌手の安室奈美恵さんとの結婚、離婚は大きなニュースとなりましたが、サムの生い立ちには実家の家系が代々の医師の家系である事も注目されています。
サムさんの曽祖父が埼玉・岩槻で医院を開業し、現在も一族で総合病院を営む医師家系で知られています。
ダンスの才能あふれるサムさんの生い立ちや、安室さんとの離婚理由も気になりますね。
trfサムの生い立ち、実家は総合病院、親兄弟は医師の華麗なる一族についてお伝えします。
trfサムプロフィール
本名:丸山正温(まるやままさはる)
生年月日:1962年1月13日(60歳)22年2月時点
出身地:埼玉県さいたま市岩槻区
身長:176㎝
職業:ダンサー(TRFメンバー)
事務所:エイベックス・マネジメント
trfサムの生い立ち~実家が総合病院のお坊ちゃま
現在もダンサーとして活躍するtrfサムの実家は、知る人ぞ知る由緒ある医師の家系として知られています。
その歴史は想定外に古く明治26年に創立、100年の歴史をもつ埼玉県岩槻市(現・さいたま市岩槻区)の丸山記念総合病院です。
サムさんの実家は明治時代から続く医者の家系、というのはファンの間では有名な話で、総合病院のお坊ちゃまだったことがわかります。
父親の丸山正義さんは産婦人科医だったそうです。
幼い頃から、ずっと病院が遊び場でしたし、「将来は自分も医者になるんだろう」という感じで、疑問にも思わなかったですね。結局、男兄弟は僕を除いて全員、医者になっていますし。
(ヤフーニュース:引用)
5人兄弟だったそうですが、他の兄弟と共に、サムさんも中学時代まで医者を目指していたそうです。
名家に育ち、医者家系のお坊ちゃまだったサムさんがダンサーになるとは不思議ですね。
サムが通っていた獨協(中学校・高等学校)はわりと進学校で、不良なんてクラスに数人しかいない環境でしたが、そのグループにはしっかり入っていたのだとか。
といっても“ファッション不良”みたいな感じで、悪いことをするような感じではなくて部活でも剣道部に所属し、友人に誘われてラグビー部に入り高校でもラグビー部に所属した過去もあるようです。
trfサムの生い立ち~ダンスとの出会い
そんな生粋のお坊ちゃまだったサムが、彼の年代でダンスをする、きっかけになったのにはどんな背景があったのでしょう。
ダンスを始めるきっかけとなったのは当時中学3年で既に、ディスコに出入りしている友人から、休み時間にダンスを習った事がきっかけなんだそうです。
その流れで高2の15歳で初めて行ったディスコに行き、衝撃を受けたのだとか…
その衝撃的な体験がきっかけとなり、最初は月1回で通い始めたディスコが週1に変わり、最終的には毎日通うほどディスコでのダンスに魅了されていきます。
通い詰めたダンスは東京の歌舞伎町だったらしく、毎日通いつめたらしく、代々続く医師の家系である父親はサムさんの変貌を見て注意をしたりなど親子の間でもそれなりに色々あったのでしょう。
その頃には医師を次ぐなど全く頭に無くダンスの事に夢中だっただろうサムはついに家出をします。
身勝手にも家出をしたサムに父親は半ば跡取りとしての医師の道も諦めたのでしょうか。サムに向かって
『ヤクザになってもいいから真剣にやれ』とのセリフを。
その言葉が後押ししたのか、既に自身の中では医師など頭になかったのかは分かりませんが、ダンスで食べて行こうと決意する一つのきっかけになったのかもしれません。
その後、通っていたディスコで「ミッキーマウス」と言うダンスチームを結成して、いよいよ本格的にエンタメとしてのダンスの世界に没頭していったようです。
その言葉通り高校卒業後は、全国のディスコにダンスショーをするダンサーとして仕事を開始。19歳で「全国フラッシュダンスコンテスト」優勝するも、当時は前途多難でダンサーとして直ぐに芽が出た訳ではなかったようです。
ダンサーとしてやっていける手応えを感じなかったサムは心機一転、単身23歳でニューヨークへとダンス留学に10ヵ月渡米した事もあります。
ニューヨークストリートダンスに触れた事でサムの中で、ダンスのキャリアに自信も時代も付いてきたのかもしれません。
その後1992年小室哲哉のプロジェクト「TRF」に参加、ライブなどでも振り付けや舞台裏での照明や効果などに幅広く活躍し今では誰もが知るダンサーとなる知名度を確立したのがtrfでの活躍だったのです。
当時のtrfの人気ぶりは凄まじかったですからね。
そしてお互いの全盛期の安室奈美恵さんとの結婚も、世間にインパクトを与えるニュースとなりました。
trfサムの親兄弟は医師の華麗過ぎる家系図
冒頭でも紹介しましたが、trfサムさんと安室奈美恵さんとが結婚した当時から実家が大きな総合病院を経営する医師一家だと言う事は有名な話です。
サムさんの先祖は元々岩槻藩士というから、武士がご先祖なのですね。
サムさんの曽祖父の丸山五郎さんが、現在の東京慈恵医科大学出身のお医者さんで、医院を開業しています。
五郎さんは埼玉医師会長で、衆議院議員もつとめたすごい方なのだとか。
サムさんの祖父丸山正さんも医者で、父親正義さんも産婦人科医で、丸山記念総合病院の理事長をしていたそうです。
サムさんは5人兄弟の次男ですが、兄弟はみなお医者さんなのだそうです。
兄の丸山正隆さんは実家丸山記念病院で歯科医師、三男の正統さんも同病院で産婦人科医、一番下の弟正詩さんも同病院の整形外科医だそうです。
サムさんのいとこに、医者で、参議院議員の古河俊治さんもいるなど、かなり華麗な医者家系だといえます。
半端ではない医師の華麗なる一族って感じですが、この家系と家庭環境にして、1人ダンサーを選んだサムさんは逆に凄すぎるなと感心してしまいます。
trfサムの生い立ち~何でダンサー何でサム?
由緒ある医者家系にありながら、サムは一人だけダンサーの道に進んだサムですが、サムさんの本名は「正温(まさはる)」ですが、なぜダンサー名は「SAM」なのでしょうか。
地味に気になります。
サムという名については、夢中になって通ったディスコで、ついたものだったようです。
当時のディスコの常連って、ジミーとかトミーとか、外国人のあだ名を付けあっていて。
その流れで僕はなぜか「サム」になりました。16、17からずっと「SAM」です。
サムさんはすっかりディスコダンスのかっこよさに一魅了され、いつしか学校は寝に行く場所に。
歌舞伎町のディスコに通うようになり、ディスコと学校を行き来する生活が続いたそうです。
当時のディスコの雰囲気でもサムは「まさはる」よりはダンサーっぽいネーミングで呼びやすかったのでしょうね。
またずいぶん前になりますが、2007年2月7日放送の「マチャミの名曲100選」(日本テレビ)で、若い頃家出した当時に住み込みで働いていたディスコで「寒がり」だったため、と本人がいっていたとか。
「さむい、さむい」からサム、また本名のMASAHARUの頭3文字を逆から読んだという説も。
ともかくダンスとの劇的な出会いを象徴する「SAM」の名が、それから世間に認められるようになったのです。
trfサムと安室の離婚理由
1997年10月の、当時34歳のサムさんと20歳の歌手安室奈美恵さんの、一回り以上歳の差のある結婚は大きな話題となりました。
既に結婚報道された時期には、妊娠3カ月で人気絶頂の安室奈美恵さんとの結婚で、世間をあっといわせましたが、わずか5年で離婚、その離婚理由は何だったのでしょうか。
離婚の原因は詳しく公表されていないようですが、多忙ゆえのすれ違いとか、サムさんの厳格な医師家系に安室さんが馴染めなかったとも言われているようです。
サムさんは代々続く医者家系ですが、彼の両親が安室さんの子供「温大(はると)くん」を医師の跡取りにと考えていたとか。
またサムさん側は、安室さんに仕事をやめて育児に専念してほしかったようですが、安室さんは1年の育児休暇を経てすぐ復帰、子供の将来について色々思い悩んだのではないでしょうか。
幸せな結婚でしたが、思いのほか仕事や、家系の重圧は大きく、サムさんの実家や2人の間に距離が生じ別れることになってしまったといえます。
サムさんは安室さんと離婚後、2015年に一般女性と再婚、女児をもうけていますが、現在もダンサーとして活躍を続けています。
おわりに
Trfサムの生い立ちは、実家が明治からの武士の名家で、総合病院のお坊ちゃまだったことで有名です。サムさんは、親兄弟の華麗なる医師家系に育ちながらも、ダンスの世界にまい進し60歳の今まで活躍するレジェンドといえます。
サムの名の由来は諸説ありますが、外国人のあだ名としてなんとなくついたもののようです。世間を賑わせた安室さんとの離婚には、皮肉にも彼の医師家系が影響を与えたといえそうです。再婚しまだまだ健在のサムさんの活躍に注目したいと思います。
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