お笑いコンビたんぽぽの川村エミコさんと
言えば相方白鳥久美子さん共々個性的で
ありながら等身大の女性と素直な人柄が魅力です。
今回は、明るく朗らかな印象の強い川村エミコ
さんのまさかの小学校時代からのイジメが想定外
に壮絶な内容だった事を紹介します。
そんな中でも高校は超進学校に入学した才女でも
ある川村エミコさんの当時からのイジメを乗り越えた
思考法にも迫ってみましょう。
川村エミコプロフィール
芸名:川村エミコ
コンビ:たんぽぽ・相方・白鳥久美子
本名:川村恵美子
生年月日:1979年12月17日(40歳)20年11月時点
出身地:神奈川県三浦市
血液型:B型
身長:163㎝
最終学歴:東京経済大学経営学部経営学科
川村エミコの生い立ち~父親の暴言?
独特な芸風で人気の女性お笑い芸人のたんぽぽ
川村エミコさん。
テレビで見る彼女はお笑い芸人とは言え底抜けに
明るいキャラクターでもない雰囲気は、彼女の
生い立ちを知ると成程と納得の過去があるようです。
家族は公務員の父親を筆頭に母親と弟の4人家族。
彼女曰く、幼稚園児の時に実の父親が口にした
言葉を明確に今でも覚えているようです。
父親が誰に対して言った言葉なのかは定かでは
ありませんが、幼い娘を前に言う言葉としては
適切だとは思えない言葉を口にします。
父親は幼い彼女の前にして
「あまり綺麗な方ではない」と言ったようです。
また時を同じくして幼稚園の先生の思わぬ
一言も彼女は耳にしてしまいます。
「あの子静かで嫌だわ」同僚の先生に
話しているところを聞いてしまったのだとか…
そして当時から彼女は利発だったのでしょう。
明確に当時のその言葉を記憶し、自分の容姿が
恐らくは綺麗とか可愛いには当てはまらず明るく
好かれる雰囲気の子供ではないという事実を知って
しまった…
そして子供なのに、どこか利発だったから
そうした言葉が含むニュアンスで褒められて
居ない事をしっかり把握していたのでしょう。
当時のこうした周囲の大人の発言は、その後の
彼女にとってもトラウマになったと言います。
川村エミコの生い立ち~壮絶イジメられっ子時代
そうした容姿が関係したのか、その事実を許容した
からなのか、彼女は小学校一年生から、結構なイジメ
の標的となります。
当時から彼女は猫背で本人曰く、凄く暗い子共
だったそうです。
母親曰く、当時は「1日1回声を聞ければいい方」
と言われる程無口で暗い子共でした。
そうした暗いキャラクターもあり当時のイジリ癖
がある先生が猫背の彼女の背中に定規を入れた所
定規が飛び出て背中から飛んだそうです。
その風景を目の当たりにした生徒らが「ジャンプ台」
や「粘土」と川村さんの事を面白がって言うように
なったとか…
それが発端となっては小1から帰り上履きから
自分の靴に履き替えて帰る時彼女の靴は一日
たりとも同じ下駄箱に靴が入っていた事は
なかったそうです。
「今日はどこに入っているのかな」と思い
毎回帰る時には下駄箱を探して歩いたんだとか…
そうした同級生の行為にも彼女自身がジタバタ
しないところが災いしたのか川村さんへのイジメは
学校ばかりか塾でもイジメの標的に。
塾では直接的に何かをされた訳ではないのですが
平たく言えば仲間外れの状態だったようで、その
風景から川村さんがイジメに合っている事に気が付いた
同級生の母親が気が付いてイジメっ子らに注意した
ところイジメは更にエスカレート。
塾での時間も辛い時間帯になってしまったそうです。
暗く一切の反抗もしない彼女を、恐らくは同級生
の子共らは面白がってカラかい半分でしていた
のでしょう。
あるあるですが、されている方にとっては平気な
振りをしているだけで決して平気でもなんでもなく
当時から現在までしっかり記憶に残る程彼女の中でも
トラウマになっているようです。
しかもその後中学では転向するのですが転向先でも
川村さんはイジメられてしまうのです。
何だか想像できるのですが、イジメが連鎖して
想像するよりも暗い印象の子供だったのでしょう。
小学校時代に住んでいた都会からは田舎に引っ越した
事で勉強もできた彼女は、またもイジメのターゲットに
なったようです。
中学でのイジメは、小学校時代とは違い
机の横に欠けてある巾着袋や机にバカ
死ね、アホの暴言が書かれた紙が入っていた
そうです。
でも彼女は当時から既に、そうしたイジメをする
人の事を「可哀そうな子だな」と思っていたそうです。
そして何とイジメた本人に
「謝って欲しい」と直談判もしたんだとか。
渋々イジメっ子は誤り、その後イジメは
収まったようですが、通常の学生時代とは
違い友達と和気あいあいとした学生生活とは
およそかけ離れた学生時代を送った事が分かります。
川村エミコの高校は超進学校?
何故、それほどのイジメを受けながらも
皆勤賞で学校に通えたのか?の問いに
川村さんの、もう一つの強きな性格の一面が
見えます。
「私は絶対にノートや宿題を見せてもらうのが
イヤだった」
「他人に頼るのが嫌だった」
「1人で生きていく」と思っていたというのです。
思春期真っ只中の、その年齢でです。
どこかで達観していたのかもしれません。
川村さんは学校ではイジメにはあったけど
学校が全てではない、と思っていたそうです。
塾やピアノ、水泳など習い事をしていたので
学校だけが全ての世界じゃないんだ、と当時
から割り切っていたようです。
その後高校は私立の横須賀高校に進学。
この高校こそ県内でも進学校として有名な
横須賀高校かと思いきや、川村さんの高校は
私立の工業高校と、工業高校が統合しての
横須賀高校で全くの別物だとか…
高校でも、表だったイジメこそないものの
修学旅行など独りでハウステンボスなどを
回ったりしたそうです。
部活は剣道部に入りますが、その剣道部に
入ったきっかけは部活見学に行ったときに
3年生の男子学生に一目惚れしたんだとか。
結局卒業生なので僅か2,3カ月しか部活活動を
一緒に行う事しかできませんでしたが、友達は
いなくても、コレと言う時には単独で決断できる
自立心の強い学生だったともいえると思います。
川村エミコの女優からお笑い芸人へ
小学校時代に舞台を見た事から女優の世界にも
憧れを持っていた川村エミコさん。
周囲には大人しく暗い子共と映っていましたが
表面的にそう見えただけできっと本来の彼女は
利発で明るく精神的にも自立した子供だったの
かもしれません。
叔父にあたる人物が有名な劇団員として活動
していた事も関係あるかもしれませんが大学
に入り、ついにその夢を叶えて「劇団みつばち」
に在籍します。
そこでは演技ではなく演出を担当していた
そうですが大学3年生の時学園祭で見たさま~ず
のライブを見てお笑い芸人の道を改めて
目指すと決意します。
ただ彼女のお笑い芸人になるまでの下積み生活
も相当苦労したようで風呂無しアパートに住み
昼は製パン工場でのアルバイト、夜はスナック
など、その道も平たんではありませんでした。
当初コンビを組んでいた相方はオーディション
3日前に活動を事体したりして、その後はピン
芸人として活動します。
2008年に現在の相方白鳥久美子さんと出会う
まで2003年のデビューから準決勝までは掴むも
ブレイクするまでに至りません。
2人がブレイクするのは、出会いから2年後の
「めちゃイケ」のレギュラー決定した2010年から
一気にブレイクして現在に至ります。
イジメられた経験や本当の幼少期に父親や先生が
何ゲなく言っただろう発言を明確に記憶し、しっかり
トラウマにしながらも、他人をうらやむ事なく
でも著書にある
「私も可愛く生まれたかったな」と淡々と
ひょうひょうと語る川村エミコさんは、ああ
見えてかなり精神的に自立した強い女性なのでしょう。
何だか、シュールなキャラクターと尖りすぎて
ない雰囲気がホッコリする癒し系のお笑い芸人
として白鳥久美子さんとの息もピッタリです。
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白鳥久美子たんぽぽの生い立ち~高校時代に達観したイジメへの対応
おわりに
本来持って生まれた性格も関係あるのか、明るさとは程遠いキャラクターと見た目の雰囲気で子供時代は心ないイジメの連続だった川村エミコさんですが、その都度自分をイジメるイジメっ子に「かわいそうな子だな」と達観したり、イジメ如きで学校に行かず誰かに頼る事を嫌うような気の強さを発揮したり、お笑い芸人を目指してからもコンビの突然の心変わりなど紆余曲折ありながら結局は自分が目指した世界での狭き門で認識される人気芸人の地位を確立しています。
相方の白鳥久美子さんも素敵なパートナーと出会って結婚されたので次回は川村エミコさんのおめでたいお話聞けたら嬉しいですね。
撃たれ強い川村エミコさんのイジメをモノともしない生き方は今の若い学生さんにも届くといいなと思いつつ、今後の活躍にますます期待したい女性芸人の独りだなと思いました。
コメント
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