政治家の生い立ち

岸田文雄の家系図から見る生い立ち!東大受験3度受けた理由に絶句

岸田文雄家系図 政治家の生い立ち

総裁選出馬表明でメディアにも多く登場し
政調会長から総理大臣へと意欲的な活動を
展開中の岸田文雄政調会長。

韓国でもハンサムなビジュアルから話題
となった岸田文雄氏ですが、その人物像から
は想像しにくいレベルの華麗なる家系図を
バックグラウンドに持った人でもあります。

岸田文雄氏のルーツでもある家系図と
華麗なる生い立ちに東大受験を3度経験した
理由も同時に追ってみようと思います。

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岸田文雄プロフィール

名前:岸田文雄(きしだふみお)
生年月日:1957年7月29日(63歳)20年9月時点
出生地:東京都渋谷区
学歴:千代田区立麹町中学校、開成高等学校、早稲田大学法学部卒
身長・体重:174㎝・62kg
血液型:AB型
前職:日本長期信用銀行行員、衆議院議員岸田文武秘書
所属政党:自由民主党(岸田派)
配偶者:妻・息子3人
親族:祖父・岸田正記(元衆議院議員)
父・岸田文武(元衆議院議員)
従兄弟・宮澤洋一(参議院議員)

主な経歴:内閣府特命担当大臣(第一次安倍改造内閣・福田康夫内閣)
外務大臣(第二・三次安倍内閣)、防衛大臣、自由民主党政務調査会長(第58代)

座右の銘:天衣無縫
好きな食べ物:納豆

岸田文雄の家系図は曾祖父から凄い

いよいよ総裁選へと打って出た政調会長を
務める岸田文雄氏。

岸田文雄氏のルーツとなる家系図が改めて
注目を集めています。

政界や有名企業とつながる華麗なる一族
そのものという噂がもちきりです。

現存する限り明確になっている岸田文雄政調会長
の家系図のルーツは曾祖父から紹介します。

曾祖父というと岸田文雄氏からすると祖父の
お父さんなので曾祖父です。

この岸田家のルーツともいえる曾祖父が、かなりの
やり手。

従来、現在の岸田家の本籍である広島県に誕生した
岸田幾太郎は農業を営む平凡な家庭に誕生しました。

が、岸田文雄の曾祖父、幾太郎氏が1891年幾太郎氏
24歳の時に農機具や種、呉服などの輸出を初めます。

この明治時代において輸出を手始めに当時の輸出先
だった北海道で仕入れた海産物の販売も開始。

27歳で結婚し翌年の1895年明治28年に
台湾の基隆市に移住。

この現地で呉服商と材木商を営み商売の基盤を
作ります。

4年後の1899年日本に帰国、地元広島の西志和村
に帰郷して木材商、呉市では金物商など手広く
商才を発揮。

その後1906年には満州国に移住し大連の中心部に
1町5~6反の広大な土地を購入する。

先見の明があった幾太郎氏の事だから満州国の
地で手広く商売をする気で広い土地を購入した
と考えられます。

が、その後1908年明治41年40歳の若さで死亡。

その当時まだ高校生くらいの年齢だったのが
岸田文雄の祖父に当たる正記氏ら一家は広島に
帰郷。

その後をついて1933年父幾太郎氏の意思を継ぎ
満州大連のど真ん中に幾久屋百貨店を創立。

大連および奉天で不動産業や百貨店経営に従事
する傍ら、自身も政治家として1928年に出馬。

衆議院議員となり以後6回当選。

この終戦前の議員時代には海軍参与菅、海軍政務次官
国防委員長、自由党総務等
を歴任しつつも終戦後には
公職追放となります。

にも、関わらず1953年の衆議院議員に再度出馬
して当選。

その後も政界に復帰しつつ不動産屋として東京
初のマンションと呼ばれる「穏田マンション」
運営しつつ幾久屋商事社長としても政財界に影響力
ある人物として活躍しています。

この正記氏の息子こそ岸田文雄氏の父岸田文武
その人なので、いかにして岸田家の家系図にこの
曾祖父と祖父の存在が大きなルーツとして影響を
与えているのかが分かるかと思います。

ちなみに、この正記氏は1895年生まれにして
趣味は乗馬だったそうです。

岸田文雄の家系図は華麗なる一族そのもの

岸田文雄家系図
と、いう事で岸田文雄政調会長が祖父岸田正記
氏に続き父文武氏も元衆議院議員と言う三代
続く政治家一家という事が理解して頂けたかと
思います。

ここからは岸田文雄氏の直系の両親とその
従妹ら含む家系図を紹介します。

父親の文武氏は通産官僚で大変な読書人でも
あり知識人だったそうです。

岸田氏の母親澄子さんは元日本製粉の社長の
井口良二氏の次女。

妻である裕子さんも、広島の会社「三次開発興業」
の社長令嬢と良家のご令嬢方であることがわかります。

実弟の武雄氏は三菱グループ大手総合商社の
三井商事に勤務しているそうです。

岸田氏の叔母が宮澤喜一元総理大臣の弟と
結婚しており親戚
になります。

岸田文雄氏のいとこ、宮沢洋一氏は元大蔵省
官僚で自由民主党所属の参議院議員
です。

2008年には内閣府副大臣にも就任し、2019年
からは自民党税制調査会長委員長に就任した
岸田派で、岸田氏を近くで支える役目を
担っています。

この家系図から見ても岸田文雄政調会長は
そうそうたる家系図を持つ完璧な世襲政治家
一家のご子息である事が分かりますね。

永田町は多いのですが、現総理の安倍晋三氏や
副総理の麻生総理にも劣らない華麗なる政治
一家と言っても過言でありません。

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岸田文雄の生い立ち

岸田文雄家系図

岸田文雄氏は本籍や選挙区は広島県にありますが
出身は東京都渋谷区で、小学校1年生から
3年生までは父親の仕事(ニューヨーク総領事館)の
関係でニューヨークに居住している帰国子女です。

ニューヨークの公立小学校(パブリックスクール)
に通っていたと言います。

日本語での会話がない、公立小学校で苦労も
あったようですが、その後の英語でのスピーチ
などもこの時の経験が生きているのでしょうね。

人種の、るつぼと言われるニューヨークで
人種差別を経験し、

「この状況を正すためには政治家になるしかない。」

と感じたのだそうです。

帰国後は都内の小・中学校を経て都内トップクラス
の進学校、開成高等学校に入学。

部活では野球部に所属し、ショートやセカンドを
担当し打ち込んでいたそうです。

ちなみに岸田氏は当然本籍がある広島人でもある
事から大の広島カープファンでも有名です。

岸田氏は高校を卒業し、その3年後の1982年に
早稲田大学法学部を卒業。

同年、東大や京大などのエリートが多く入社した
日本長期信用銀行に入り行員での社会人スタート
であったことがわかります。

岸田氏は1987年父・岸田文武氏の秘書となり
政界進出を果たし、1993年衆議院議員総選挙で
初当選。

2001年には文部科学副大臣(小泉内閣)、2007年
には内閣府特命担当大臣、2012年からは外務大臣(
安倍内閣)に就任し、歴代最長の専任在籍期間を
達成します。

2017年には党三役の自由民主党政務調査会長就任と
総理大臣の椅子に着実に近づいているといえます。

岸田文雄が東大受験を3度受けた理由に絶句

岸田文雄氏のプロフィールでは早稲田大学法学部卒
となっていますが、実はそれまで東大受験を3度
していたことが噂になっています。

情報番組「ひるおび!」に出演した際、本人が
2年間の浪人生活を送っており、第1志望は東京大学Ⅰ類
(法学部)であったことを明かしています。

岸田氏は、受験失敗に結局「東大とは縁がなかった。」
と感じ進路変更したようです。

東大受験の理由は父親の文武さんが東大出身。

そればかりか親戚となる元総理の宮沢喜一氏も
東大法学部出身。

その従妹の宮沢洋一氏も東大法学部ハーバード
大学卒
の超絶エリート。

親戚やら父親やら従妹やらの身近な人物に東大卒
の超エリートが居る事が恐らく、大学なら東大でしょ?

的な流れで自然と目標となったのかもしれません。

岸田家の長男なら東大に入ってしかり、当たり前です。
的な無言の圧力が華麗なる一族にはあるのではないかと
想像はできなくもありません。

そうでなければ早稲田でも充分エリートなのに
東大を3度も受験はしないでしょう。

結局努力は実らず3度目のチャレンジ失敗で
ようやく諦め早稲田大学に入学。

でも本人は「ほっとした。」そうで、長くかかった
浪人生活からの解放で自由な学生生活を送ったようです。

開成から東大という一流エリートコースには
やはり憧れ、政治家の父親を慕ってもいたのだと
いうことがわかります。

一方早稲田大学では岩屋毅さん(自民党・防衛大臣)
が同期で友人関係でしたが、学生時代から友達が多く
国内旅行に行くなどたくさん遊んでいたといいます。

早稲田大学の法学部では、司法試験の選考委員も
務めていた民法学の浦川道太郎さんのゼミも
とっており、勉学にいそしんでいたと思いきや、

「勉強はそこそこで、支離滅裂でいろんなことをやっていた。」

と語っています。

3度の東大受験失敗にくじけず、学生時代から
音楽や芸術など勉強とは方向の違う様々な分野に
興味があったたこともあり、東大から早稲田という
方向転換にも柔軟に適応できるすぐれた適応能力が
あったといえます。

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おわりに

次期総裁候補に名乗りをあげた岸田文雄氏の家系図から見る生い立ちは、政界人や企業人との縁が濃く曾祖父の起業家を礎として、祖父・父親と三代続く政治家一家で華麗なる一族であったことがわかります。
ニューヨークのパブリックスクールから、開成、早稲田とエリートコースを歩んだ岸田文雄氏ですが、実は東大受験を3回経験しており、その理由は父親が東大だったからということに驚きます。
堅実で対話重視の穏やかな雰囲気で、そつのない仕事ぶりの政治家岸田文雄氏ですが、生まれ持った政治一家の血筋と、東大受験失敗という挫折もありながらつかんだ栄光という成功ストーリーを掲げ日本のトップに登りつめるのか、今後の総裁選の行方が気になります。


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