フィンランド首相サンナマリンの生い立ち~母が2人の異例の家族の形

この記事は4分で読めます

サンナマリンアイキャッチ

2019年12月にフィンランドの史上最年少、歴代
3人目の女性首相として注目されたサンナマリン。

現在35歳の若さでその美しい容貌や子育て真っ只中の
3歳の娘を育てる母親であることなどが注目されてきました。

彼女の生い立ちにおいては同性カップルの2人の
母親がおり、「レインボーファミリー」出身と
自身が語っていることも有名で、彼女の政治に
おける原点であったことがわかります。

サンナマリン首相の母が2人の異例の家族の形、
政治への目覚めなどについてお伝えします。

Sponsored Link

サンナマリンプロフィール

名前:サンナ・マリン
出身地:フィンランドヘルシンキ
生年月日:1985年11月16日(35歳)20年1月時点
政党:フィンランド社会民主党
家族:夫・子供1人
身長:168㎝
体重;60kg
言語・英語・スウェーデン語・フィンランド語
出身大学:タンペレ大学行政科学修士号取得
現職:第46代フィンランド首相
好きな食べ物:イタリア料理
好きなこと:ニュースを見ること
粋な俳優:ジョニー・デップ、ジェニファー・アニストン

サンナマリンの経歴

サンナマリンの経歴は以下のようになります。

2007年タンペレ大学で行政科学の博士号を取得し卒業
2010~2012年:社会民主党青少年組織の副議長
2013~2016年:ピルカンマー県議会議員
2013~2017年:タンペレ市議会議長
2014年:社会民主党副党首
2015年:国会議員(ピルカンマー県の選挙区から出馬、約11,000票を得て当選)
2019年6月:運輸・通信大臣
2019年11月:郵便局のストが1週間以上続き、交渉が紛糾
2019年12月:アンッティ・リンネ首相の辞職を受けて、フィンランド首相に選出

フィンランド首相サンナマリンの生い立ち~両親の離婚

サンナマリンはヘルシンキの貧しい家庭に
育ったといわれ、幼少期には父親のアルコール
依存症
で両親の離婚を経験しています。

家計を支えるため15歳でパン屋や雑誌配りの
仕事をしたり、学生時代はレジのアルバイトを
しながら政治を勉強するなど苦労を重ねたことが
知られています。

フィンランドは福祉国家としても有名ですが、
男女平等、女性や子供、全ての人々の人権が
尊重されており幸福度の高い国としても人気が
あります。

「ここでは、貧しい家族の子供が教育を受け、人生で多くのことを成し遂げることができます。レジ係は首相にさえなることができる。」

サンナマリンの名言には、自身の生い立ちと
重ね合わせ貧困でも学びの機会を得て夢を持ち
生きられるフィンランドという国に誇りを感じて
いる様子が伺われます。

Sponsored Link

サンナマリンの生い立ち~2人の母親との生活

サンナマリンは両親の離婚後、母親と母親の
パートナー
(女性)によって養育されました。

彼女は自分の家族を「レインボーファミリー」
と呼んでいます。

7色のレインボーはLGBTのシンボルカラーで、
フィンランドでは特にそのような家族を
レインボーファミリーと称しています。

彼女が7歳の時、2人の母と共にタンペレの
近くに移住します。

経済的に貧しい生活でしたがフィンランドの
社会保険庁からの援助を受けながら愛情を持って
育てられたそうです。

サンナマリンは2人の母親を持ったことで、
子供時代は普通と違う自分の家族について
話すことができなかったと述べています。

ですが物事をはっきりと言う少女で高校卒業
試験にも合格し、アルバイトをしながらタンペレ
大学に入ったのでした。

2015年フィンランドのメディアで

「幼い頃は本物の家族と見られず、自分をみえないもののように感じていた。」

と告白したこともあり、そのことが彼女の
政策のひとつの「ジェンダー平等」に大きな
影響を与えたといいます。

サンナマリンの生い立ち~政治への目覚め

サンナマリンが政治に目覚めていったのは
20代になってからといいます。

フィンランドの各政党には青少年組織があり
15歳から30歳までの人が加入できるため、
若くして政治参加が可能であり、サンナマリンも
社会民主党の青少年組織から初めています。

彼女が2012年市議会議長に当選した時は、まだ
大学生でしたが、27歳から本格的に政治家として
活動しています。

彼女はフィンランドの90年代の教育改革を受けて
育った新世代に属し、教育の機会均等や平等、子供の
権利などに広い知見をもつことが可能だったことも
サンナマリンに政治への関心を植え付けたようです。

サンナマリンは首相として社会的格差を、なくす
ことや平等、教育、環境などの問題や子供たちが
希望を持てる社会を作ることに意欲を注いでいます。

国民の幸せのために構築されたフィンランドの
教育システムが理想とする政治家にふさわしい
人物だったといえます。

Sponsored Link

サンナマリン子育と首相の二足のわらじ

このような波乱万丈なな家庭環境に育ったサマンサ
マリンの現在のプライベートはと言うと彼女もまた
首相と子育てと言う驚異的な環境で二足のわらじを
履いたスーパーウーマンである事も話題です。

サンナマリンは元サッカー選手で起業家のマルクス
・ライコネンと高校時代に出会い、16年の交際を経て
2019年に結婚しています。

2018年サンナマリン首相が27歳の時に、2人の間に
娘のエマ・アマリア・マリンが生まれました。

彼女は6カ月ずつ育児休暇を夫とずらして取り、
協力して子育てと首相の二足のわらじを
こなしてきました。

子育てをしながら首相になったサンナマリンですが、
さすがフィンランド、女性の社会進出しやすい環境が
整っており、内閣府でも女性政治家が多く登用されて
いるのには驚きます。

フィンランドではサンナマリンは3人目の
女性首相で、国会議員の47%は女性
あるといいます。

2020年2月にサンナマリン政権は父親が取得できる
育児休暇期間を拡大し、母親と同じにする方針を
出し話題になりました。

新制度では両親にそれぞれ6.6ヵ月の育休取得が
認められており、他の欧州諸国でも同様の制度
導入の動きが進んでいます。

父親と子供の時間を早くから増やし、幸福や
男女共同参画を促進する狙いがあるこの制度を、
自身の身をもって国民に示し精力的に改革を始める
サンナマリンの姿は、世界中の女性の憧れを象徴
しているといえるでしょう。

おわりに

35歳の若きフィンランド首相のサンナマリンはレインボーファミリーに育ち、そのことが彼女の広い価値観や政治への関心を養ってきたといえるでしょう。フィンランドの若い頃からの政治参加できる気風や制度は素晴らしく。今後も第2、第3のサンナマリンが続々と登場し幸福なフィンランド社会をより推し進めていくような気がします。
首相と子育てをしっかり両立でき、女性も積極的に社会貢献できる一つのモデルを世界に発信して注目されるサンナマリン首相の今後にこれからも注目したいと思います。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 豊臣秀吉アイキャッチ
  2. 玉城デニーアイキャッチ
  3. ジャクリーンケネディアイキャッチ
  4. 徳川家康アイキャッチ
  5. 明智光秀アイキャッチ
  6. ヒットラーアイキャッチ
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。