宗教家の生い立ち

上祐史浩の生い立ち~天才はなぜ逮捕されない?隠された真実

上祐史浩アイキャッチ 宗教家の生い立ち

オウム真理教の教祖であった麻原がついに死刑執行され
同時に側近ら上層部と言われた人物も軒並みに死刑執行
されて話題となりました。

そんな中オウムのスポークスマンとしてメディアに
1番顔出ししていた上祐史浩氏。

彼は何故逮捕されないのか?

オウム真理教元幹部の上祐史浩の生い立ちや、現在も
何故逮捕されていないのか、あの地下鉄サリン事件当時の
上祐史浩がどうしていたのか、など調べてみました。

Sponsored Link

上祐史浩の生い立ち~家族

上祐史浩は、1962年に福岡県に生まれます。

父親は久留米で銀行員、その後東京で
貿易会社に勤める会社員となっています。

母親は元教師として、世間で言う立派な
社会的立場を持った両親でありました。

しかし上祐史浩が小学生高学年の頃、父親の
女性問題により離婚したとか事業に失敗したとか
色々な諸説はありますが、これらを理由にして
上祐氏が小学校高学年には両親は最初は別居して
その後もれなく離婚。

上祐氏は当然母親方について東京へと出てきたと
いわれています。

このような家庭環境の不安定さも関係あったのか
オカルトや超能力、宇宙といった未だ説明が仕切れない
未知の世界に興味を持っていたことが「オウム神仙の会」
に入会するきっかけになったと言われています。

幼少期の両親の不仲や思春期の両親の離婚などから
そうした思考に関連した可能性は否定しきれないの
かもしれませんね。

上祐史浩の天才と言われた由縁

 

東京で母子家庭となった上祐史浩は、その環境を
顧みて勉学に励む原動力としたのか、中高一貫の
早稲田大学付属校から、早稲田大学理工学部
早稲田大学大学院理工学研究科
に進みます。

1987年の24歳の時に修士課程を修了したとのことです。

年齢を考えると浪人なしのストレートだったようですね。

また、大学在学中にディベートサークルに在籍し
ディベート技術を磨いていたようです。

その磨かれたディベート技術は、オウムが起こした
事件でテレビ報道された折にマスコミに対して存分に
披露されていました。

そして大学院修士課程を修了した後、特殊法人
宇宙開発事業団であるJAXA(当時NASDA)に
就職しています。

理系男子の夢の就職先であったJAXAですが、わずか
1か月で退職し、学生時代からの恋人である都沢和子と
共に出家してしまいました。

その後、都沢和子は麻原彰晃ハーレムの一員と
なってしまいますが、この動きについても一部では

「上祐が恋人を麻原に捧げて教団内で大出世の足掛かりにした」
などとも囁かれています。

オウム教団内では有名な話であったようですが
真偽のほどは解りません。

またオウム真理教内での出世経歴を見ても、やはり
エリートコースに近いものはあったようです。

・1987年:出家、大師に出世
・1988年:ニューヨーク支部で活動
・1989年:帰国、正梧師に
・1990年:衆院選立候補して落選
・1992年:ロシア支部で活動、正大師になる
・1993年:ロシア支部長に
・1995年:地下鉄サリン事件発生の為帰国
・同年:土地取得に関する国土利用計画法違反などで逮捕され、懲役3年の実刑判決
・1999年:出所

出所後も帰るところは教団関係であったようですが
元々地下鉄サリン事件を代表される残虐事件に関する
教団の水面下の動きは認識していたところもあり、自身の
逮捕を機に麻原彰晃との決別を決意したと言われています。

Sponsored Link

上祐史浩は何故逮捕されなかった隠された真実

上祐史浩がオウム真理教の幹部であったにもかかわらず
現在は逮捕されていない理由は、特に大きな理由が
あるわけでもなく単純なものでして

「死刑事件に関与していない」
という事です。
 

坂本弁護士一家殺害事件や、麻原彰晃が党首となり
「真理党」として衆院選に出馬した選挙で候補者全員が
落選した事から教団武装化に進んだ件、そして地下鉄
サリン事件というオウム真理教が起こした数々の残虐事件に
上祐史浩は関わっていないそうです。

上祐史浩は1993年9月にはロシア支部長に就任し、地下鉄
サリン事件発生時は海外に居たと言われていて、地下鉄
サリン事件には関わっていないとの事です。

しかしロシアで武器調達などの為に訪れる教団幹部たちの
動向などから、水面下での動きを何となくは認識していたようです。

当時の教団内で唯一麻原彰晃に「NO」が言える存在で
あったという上祐史浩。

この時に止められていたら…と思ってしまいますね。
 

その後麻原彰晃によって呼び戻され、緊急対策本部長として
マスコミ対応などを任されたようです。

私たちにはそのマスコミ対応時のイメージが強いので
地下鉄サリン事件に関わっていないと言われると意外に
感じられますね。

ただ、前述した通り逮捕歴自体はあります。

熊本県の土地取得に関する国土利用計画法違反や
偽証と有印私文書偽造・同行使などで懲役3年の
実刑判決を受け、広島刑務所に収監されていました。

Sponsored Link

おわりに

残虐で凄惨なオウム真理教事件に関わっていないからこそ、今は新団体の代表をやれているという事ですが、そちらの団体が危険でない事を祈ります…。賢い人なのでしょうから、人の世の役に立つことをしてくれると凡人の私たちは助かりますよね…。という意見も身勝手な話なのでしょうけれど。

コメント

  1. […] 井上嘉浩の生い立ち~超高学歴洛南高卒の母の懺悔と家族像 上祐史浩の生い立ち~天才はなぜ逮捕されない?隠された真実 […]

  2. […] 新実智光の生い立ち~岡崎市の出身高校や家族の今と嫁に見せた執着 上祐史浩の生い立ち~天才はなぜ逮捕されない?隠された真実 […]

  3. […] オウム関連記事 麻原彰晃の生い立ち~両親の育児放棄に極貧生活の9人兄妹時代の闇 早川紀代秀の生い立ち~エリートゼネコン出の学歴と家族の今は? 遠藤誠一の生い立ち~実家の家族や経歴に四女への想いは片思い? 土谷正実の生い立ち~彼女の別れ両親との亀裂に家族の願い届かず 井上嘉浩の生い立ち~超高学歴洛南高卒の母の懺悔と家族像 新実智光の生い立ち~岡崎市の出身高校や家族の今と嫁に見せた執着 上祐史浩の生い立ち~天才はなぜ逮捕されない?隠された真実 […]

タイトルとURLをコピーしました